【野球】ＤｅＮＡ・ラミ監督が挑発！由伸巨人の３０億円補強「獲りすぎ」

あちゃこ ★＠＼(^o^)／

サンケイスポーツ 12/16(金) 7:00配信

　ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４２）が１５日、今オフに総額にして
３０億円近い大型補強を敢行した古巣・巨人を挑発した。ＤｅＮＡのエースだった
山口俊投手（２９）らフリーエージェント（ＦＡ）となっていた３選手を獲得するなど、
Ｖ奪回に躍気のライバル球団に向けて「（選手を）とりすぎだと思う。ラインアップを
決めるのは難しい」などと“口撃”。来季を見据えた戦いは始まっている。

　先手必勝だ。温厚なラミレス監督が、Ｖ奪回を狙う巨人を挑発した。

　「選手をたくさん獲得していることは知っている。ただ、獲りすぎだと思う。
先発のラインアップを決めるのが難しいだろう。頭痛の種になるのではないかと
懸念している」

　今オフ、巨人はＤｅＮＡのエースだった山口俊をはじめ、ソフトバンクから森福、
日本ハムから陽岱鋼（ヨウ・ダイカン）をＦＡで獲得。さらにトレードや
外国人選手など、総額にして３０億円近い大型補強を敢行。ラミレス監督自身も
２００８年にヤクルトから巨大戦力の一員として巨人に移籍した経緯はあるが、
今はＤｅＮＡの監督として、古巣をチクリと刺した。

　ＤｅＮＡは今季、巨人に対し１４勝１０敗１分けで勝ち越した。１１年ぶりの
Ａクラスとなる３位に入り、球団史上初めてクライマックスシリーズ（ＣＳ）に進出。
ファーストステージではレギュラーシーズン２位だった巨人と激突し、２勝１敗で
下した因縁がある。対戦成績でもＣＳでも上回ったが、それでもシーズンの順位は
下だっただけに、来季も倒すべき相手として、ラミレス監督は黙っていられなかった。

　さらに“口撃”の照準は今季、ともに新人監督として初采配をふるった巨人・
高橋監督にも向けられた。

　「（大型補強に）いい面も悪い面もあると思うが、うまくいくのか、
いかないのかは監督の力量になると思う」

　高橋監督とは現役時代、巨人でチームメート。１１年まで在籍したラミレス監督が、
故障もあった高橋監督にとってかわるように主力として活躍した。尊敬の念に
変化はないが、選手を生かすも殺すも指揮官の手腕次第であるという持論を口にした。

　ここまで語るのは、ライバル球団の戦力を警戒しているからこその牽制（けんせい）の
意味合いも強い。ラミレス監督は現在、米フロリダ州などで家族旅行を満喫中。
つかの間のオフを楽しみ、年末には再び日本へ戻ってくる。目指すは１９９８年以来の日本一。
悲願達成に向け、やれることはすべてやる。“前哨戦”のゴングが鳴った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000000-sanspo-base
http://www.sanspo.com/baseball/images/20161216/den16121605050001-p1.jpg