【野球】稲葉新監督の侍ジャパン、東京五輪でリベンジへ（参加国6チーム）

ranran roo ★＠＼(^o^)／

7/31(月) 23:59配信

　２０２０年東京五輪に向けた野球日本代表「侍ジャパン」の新監督に、プロ野球のヤクルトや日本ハムで活躍した稲葉篤紀氏（４４）が就任することが３１日、発表された。

　メダルに届かず、４位に終わった北京五輪から９年。「もう一度、リベンジしたいという気持ちがずっとあった。金メダルを取る喜びをみんなで分かち合いたい」。当時、日本代表の選手として失意の底に沈んだ稲葉氏が、五輪での金メダル獲得という夢に今度は指揮官として挑むことになった。

　豊富な経験に期待が集まるが、これまでに監督を務めたことはない。代表監督就任の打診を受けても即答はできなかった。「自分がやっていけるのか。監督経験がないので不安も非常にあった」と振り返る。

　第２回ＷＢＣ（０９年）では優勝を経験したが、第３回（１３年）は４強止まり。打撃コーチを務めた今春の第４回も準決勝で敗れ、頂点には届かなかった。「コーチとして自分がもっと何かできたのではないか。そんな思いがあった」と稲葉氏。悔しさにも背中を押されながら、大役を引き受けた。

　本格的なチーム作りはこれから。ただ、３年間かけた壮大な挑戦のイメージは膨らみつつある。「僕は全力疾走でずっとやってきた。とにかく最後まで諦めない、全力でプレーする熱い選手を集め、熱い戦いをしていきたい」。歴代最多タイとされる高校通算１０７本塁打を放った清宮幸太郎選手（東京・早稲田実）にも関心を寄せるなど、プロ・アマチュア問わずに幅広い視点に立って最強の侍ジャパン結成を目指していく。

　記者会見の最後には、侍ジャパンのユニホームに袖を通し、引き締まった表情を見せた。「大事にしているのはチームの和、結束力。選手、ファン、関係者と強く結束し、侍ジャパンの誇りを胸にしっかりと戦っていきたい」。背筋をぴんと伸ばした新監督は、高らかに宣言した。【細谷拓海】

　◇技術的だけでなく、精神的にも

　第１回ＷＢＣで日本代表監督を務めたソフトバンク・王貞治球団会長　稲葉監督は、選手としてもコーチとしても代表の経験がある。技術的なものだけでなく、精神的にも、伝えられるものがたくさんある。

　◇特別な気持ち

　日本ハム・中田　（稲葉監督は）選手から信頼が厚く、みんながついていくと思う。（自分にとって）大きな存在。ほかの人とは違って特別な気持ち。

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