【テレビ】＜武井壮＞下関国際の監督「日々の練習で野球が楽しいと思ったことはなかった」に「トップになれなきゃ苦しいしつまんない」

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14日放送の「バラいろダンディ」（TOKYO MX）で、タレントで番組MCの武井壮が、「文武両道」についての持論を展開した。

番組では「文武両道あり得ない」と題し、日刊ゲンダイの記事を紹介した。記事では、創部52年にして春夏通じて初の甲子園出場を果たした下関国際高等学校野球部の監督・坂原秀尚氏のインタビューを掲載している。

坂原氏はインタビュー記事の中で「『文武両道』という言葉が大嫌い。あり得ない」と断言し、野球と勉学の両立については「無理です。『一流』というのは『一つの流れ』」「例えば野球ひとつに集中してやるということ」と語っている。

また「他校の監督さんは『楽しい野球』と言うけど、嘘ばっかり。楽しいわけがない」と辛らつ。「ぼくは現役のとき、日々の練習で野球が楽しいと思ったことはなかった」「『楽しく』という餌をまかないと（選手が）来ないような学校はちょっと違う」と持論を展開している。

武井は、坂原氏の持論に「学校の勉強とスポーツを両方やるってのが、文武両道ってワケじゃない」と指摘。坂原氏が楽しさを「餌」と表現した点についても「スポーツにおいて1番楽しいってのは、楽しくワーって練習することじゃない」「練習をやったら本当にその実力が身について、正しく伸びていけることが1番の喜び」と話す。

さらに「どんなに苦しい練習したって楽しい練習したって、本当に毎日成長してトップになれなきゃ苦しいしつまんない」と熱弁。自身も物理学を勉強したうえで陸上を始めたからこそ、滞りなく陸上記録を伸ばせたそうで「（成長のために）必要な勉学を勉強するのは、ぼくはむしろ『楽しい』に入ると思う」「彼（坂原氏）の言っている文武両道っていうのはちょっと極端すぎるってのは、ぼくは思う」と異論を唱えたのだ。

武井は、超一流になったスポーツ選手が「勉強してませんでした」というのはあくまでも結果論であり、「勉学もできてトップに立ってる人もいる」と主張する。

「（野球人口が）何百万人もいる中の（12球団×9人のプロ野球選手）108人を目指すのが、果たしてそれがすべて一流なのか、オレはそういうことじゃないと思う」「ただそうじゃなかったときにも、その教えを胸に違う道も一流の歩き方ができるってのが一流だと思ってる」と持論を展開。

さらに武井は、坂原氏が選手たちに「ただ野球をやらせてるだけじゃないのもわかる」と一定の理解を示しつつ「だけども全員がプロになるワケでもないんだから、ここまでじゃないんだろうなと思う気持ちもありますけど、半々ですね」と、複雑な胸中を吐露していた。

2017年8月15日 6時50分トピックニュース
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13473315/

【テレビ】＜武井壮＞ 下関国際の監督「日々の練習で野球が楽しいと思ったことはなかった」に「トップになれなきゃ苦しいしつまんない」

【テレビ】＜武井壮＞下関国際の監督「日々の練習で野球が楽しいと思ったことはなかった」に「トップになれなきゃ苦しいしつまんない」