【野球】中日・松坂、“逆風”はねかえすような投球できるか　復帰登板に懸ける思い　28日2軍登板

砂漠のマスカレード ★

【球界ここだけの話】

右肩痛からの復帰を目指す中日・松坂大輔投手（３８）が２８日のウエスタン・ソフトバンク戦（タマホーム筑後）で今季初登板する。
春季キャンプ序盤にファンと接触して２０１５年に手術を受けた右肩を痛めてから、まもなく４カ月。
ここにきて吹きまくる“逆風”をはねかえすような投球ができるか－。

「ゲームに近い気持ちで投げた。直球以外はよかった」

２３日にナゴヤ球場の室内練習場で実戦形式の打撃投手を故障後初めて務めた後、こう話した松坂。
球団幹部の１人は、１軍復帰に向けての第１歩となるマウンドでの並々ならぬ決意を“代弁”した。

「もちろん、練習日にゴルフをしたのはよくないことだが、われわれが思っていた以上に周囲の反響は大きかった。
彼を心から応援してくれるファンに“おわびの投球”ではないけど、まだ投げられる、というところを見せたいはず。われわれも期待している」

１７日に発売された写真週刊誌「フライデー」で、松坂が今月の練習日に千葉県内でゴルフをしている写真が掲載された。
球団は、本人が事実を認めたため、ペナルティー（内容は明かさず）を課すと、
松坂も「軽率な行動によりご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
心を入れ替えて野球に集中し、一日も早く戦力になれるように努力します」と謝罪した。

だが、この一件は、それだけでは終わらなかった。ネット上には数多くの書き込みがあり、そのほとんどは松坂への怒りや失望だった。

「若い投手に示しがつかない」「右肩を痛めている人間が練習日にゴルフなんて」「松坂投手を応援するのはやめる」。
他球団の球界関係者の中では「犯罪をしたわけではない。そこまで責めなくても…」と同情の声もあがるほど。それ以来、球団内でも松坂の口数も少なくなったという。

もちろん、応援してくれるファンへの“恩返し”は１軍でチームの戦力になること。
その足がかりとなる筑後のマウンドで、どんな投球を見せるか。注目したい。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000510-sanspo-base
5/27(月) 15:00配信

【野球】中日・松坂、“逆風”はねかえすような投球できるか 復帰登板に懸ける思い 28日2軍登板

【野球】中日・松坂、“逆風”はねかえすような投球できるか　復帰登板に懸ける思い　28日2軍登板