【音楽】ローリング・ストーンズと共演の布袋寅泰、逝去したチャーリー・ワッツさんを追悼「素晴らしき唯一無二のドラマー」 [muffin★]

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https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2108/27/news096.html

ミュージシャンの布袋寅泰さんが8月26日、亡くなったザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさんを追悼。2014年に共演した際の2ショットを添え「素晴らしき唯一無二のドラマー」と当時を振り返っています。

2014年3月、東京ドームで行われたザ・ローリング・ストーンズの日本公演に出演し、共演を果たしていた布袋さん。当時、レジェンドバンドとの共演に緊張を隠せなかったようですが、「そんな時、一番初めに僕に声をかけてくれたのがチャーリー・ワッツさんたった」（原文ママ）と、24日（現地時間）に80歳で亡くなったワッツさんの優しさを伝えています。

その後もワッツさんの振る舞いに、「なんとエレガントなドラマーだろう！」と終始魅了されていたという布袋さん。本番中も目が合うとウインクが送られ「『そうそう、リラックスして楽しむのさ』と語りかけてくれているようだった」と緊張をほぐしてくれたことを思い出しながら、「素晴らしき唯一無二のドラマーのご冥福を心からお祈りします」と追悼しました。

また、ダイアモンド☆ユカイさんも「貴方は、俺たちのロックンロールの偉大なる礎だった」「そして今も永遠に」と別れの言葉をブログでつづっています。

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2014年の東京ドームの楽屋で僕は、初めて会うストーンズのメンバーとの対面を前に極度に緊張していた。そんな時、一番初めに僕に声をかけてくれたのがチャーリー・ワッツさんだった。ただニコッとウインクしてサムズアップしてくれたことで、どれだけホッとしただろう。リハーサルが始まる前の彼のまさにジェントルマンな振る舞いがとても印象に残ってる。ジャケットとローファー姿でドラムセットに座り、ゆったりとした所作でジャケットを脱ぎセット横のハンガーにかけ、ローファーをスニーカーに履き変え、左腕からアンティークと思わしき美しい腕時計を外しジャケットのポケットにしまった。そしてジャズの2ビートを軽やかに叩き始めた。「なんとエレガントなドラマーだろう！」と僕は溜め息を殺せなかった。ライブ本番中にも何度か目が合うと小さなウインクを送ってくれた。「そうそう、リラックスして楽しむのさ」と語りかけてくれているようだった。奇跡的にも背中で聴いた彼のビートは他の何者とも違う。キースがガツンとコードを鳴らし、2拍後にはチャーリーがそのビートを捉え追いかける。スイングするロックンロールビートはまさにストーンズのグルーヴの核だった。素晴らしき唯一無二のドラマーのご冥福を心からお祈りします。

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