49歳の消防司令補が部下に不快な方法でお菓子を食べさせたりした事がセクシャルハラスメントにあたると厳重注意

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高松市消防局は部下へのハラスメントのほか、誹謗中傷をネットに書き込んだなどとして職員２人を２７日付けで、戒告や減給の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは高松市消防局の職員２人です。

このうち４９歳の消防司令補は、おととしごろから部下に不快な方法で菓子を食べることを勧めたほか、作業をする時に着用するハーネスを上半身裸で着させて写真を撮ったとしています。

消防局はこれらの行為がセクシャルハラスメントやパワーハラスメントにあたり、過去にも部下に不適切な指導をし厳重注意を受けたこともあるため、この消防司令補を戒告の処分にしました。

また、４５歳の消防司令補は、自転車で通勤する際に近い距離で追い越しなどをされた運転手に腹を立て、おととし以降、車のナンバーや特徴、誹謗中傷する内容をネットに書き込んだということです。

この投稿を見た被害者の関係者から警察に名誉毀損の届けがあり、その後、被害者とは示談が成立し去年１２月、不起訴処分になったいうことです。

消防局は不適切な投稿を行ったとして、この消防司令補を減給１か月の懲戒処分にしました。

高松市消防局の福山和男消防局長は「消防行政に不信感を持たせたことをおわびします。すべての職員に対し、公務員としての倫理や規範を認識してもらい信頼回復に努めます」とコメントしています。