パソコン（ＰＣ）の遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害などの罪に問われ、
無罪主張を撤回した元ＩＴ関連会社社員片山祐輔被告（３２）が、２２日の公判終了後に
「すがすがしい気持ち」と話したことが分かった。弁護人が記者会見し明らかにした。
主任弁護人の佐藤博史弁護士によると、片山被告は「傍聴人の視線が怖かった。
死にたい気持ちは残っている」と打ち明けたという。
以前はまずく感じた東京拘置所の食事が、再収容後はおいしく感じられるといい、
佐藤弁護士は「無実の人を演じる必要がなくなったからでは」と語った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014052200838