世界が感動した、日本人が幼少の頃から学ぶ“日本の文化”とは？

大震災の時は世界が感動、日本人が幼少の頃から学ぶ“日本の文化”とは？―中国ネット
中国メディア・貴州衛視は、米アップルの新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ６」が発売された１９日、オーストラリアのメルボルンで多くの中国人が徹夜で行列し、中には麻雀卓を持ち込むグループもあったと伝えた。
“行列が苦手”とされる中国人だが、中国本土が第１陣の発売地域から外れたために、この日は世界各国で中国人が行列する姿が見られた。

一方、日本留学経験のあるラジオ局のパーソナリティが先日、ネットの掲示板に「日本人と長い行列はいつも外国人を驚かせる」というスレッドを立ち上げ、日本の行列文化について紹介した。以下がその内容だ。

２０１２年７月にデンマークの雑貨チェーン店Ｔｉｇｅｒが大阪の心斎橋に日本１号店をオープンさせた。しかし、開店からわずか３日で臨時休業を余儀なくされる事態となった。
その原因は、開店初日に開店前から長蛇の列ができ、店側の予想をはるかに超える客が押し寄せたためだ。
Ｔｉｇｅｒは欧州１６カ国に店舗を持っているが、イタリアやドイツでは日本のような長蛇の列ができたことはない。
「並んででも買う」という日本人の心理を理解することは難しいのだ。

日本人は行列を好む。行列を見ると、並ばずにはいられなくなる。よく知るおばあさんは、デパートの食品コーナーで行列を見ると、何を売っているのか知らなくても行列に加わるのだという。

日本人は子どものころから「列に並ぶ」意識を徹底的に植えつけられる。列に並んで順序を守ることは集団生活におけるマナーであり、日本人は幼稚園に入る前からこの習慣を学ぶのだ。
行列の前にある「良いもの」への期待、何時間も待てる忍耐強い国民性が合わさって、「日本人の行列好き」という現実を生んでいるのかもしれない。

東日本大震災発生時にできた「日本人の行列」は、全世界を驚かせた。被災者がどこでも辛抱強く並んでいるようすに、全世界が感動した。
中国の主要紙・法制晩報は当時、日本人の行列について以下のように報じた。