新パワーユニット始動＝Ｆ１ホンダ、正念場へ　「メルセデスを目標にしないと土俵にも上がれない」

自動車のＦ１シリーズに来年からエンジン供給元として復帰するホンダが、パワーユニットを一つにまとめる段階に入った。
ホンダＦ１の総責任者、新井康久氏（本田技術研究所専務執行役員四輪レース担当）が「最近になって、すべてを組み上げて回し始めた」と説明した。
　ホンダは昨年秋、バーション１のエンジンに火を入れ、今年春にはバージョン２に進化させていた。これらはエンジン単体だったが、
今回はバージョン３のエンジンに、これまで個々にテストしていた二つの回生エネルギー（運動回生と熱回生）システムやターボを合体させた。
　「計画は予定通りだが、問題も予定通り次から次へと出てくる。しかし、開幕してからでは困るから今のうちに出し尽くしたい。
これからが正念場」と新井氏。テストはいよいよ最終段階に入ったようだ。
　今年のＦ１は、ドイツのメルセデスが席巻。来年も引き続き戦いの中心に座る可能性は高い。新井氏は「メルセデスを
目標にしなければ、勝負の土俵にも上がることができない」と覚悟を語った。
　その一方で、「今、大切なことはライバルのことより、自分たちの開発をいかに進めるかだ。今回の新パワーユニットは
技術的に非常にやりがいがある」。新シーズンをにらんで目を輝かせた。（2014/09/29-18:56）

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014092900815

「ホンダのエンジン開発が大幅に遅れているというのは、Ｆ１のパドックでも
公然のウワサとなっているよ。その状況にマクラーレン側は頭を抱えているらしい」

ホンダは今年１月、栃木県さくら市にＦ１エンジン開発の新拠点を構え、イギリスの「前線基地」も６月の稼働を目指しているが、
エンジン本体の開発は予定どおりには進んでおらず、なんと、肝心のエネルギー回生システム開発をパートナーのマクラーレンに
事実上「丸投げ」してしまったというウワサも聞こえてきた。

「正直、マクラーレン・ホンダは３年ぐらい勝負にならないだろう……という見方が一般的になっています。
実は今、マクラーレンが必死にフェルナンド・アロンソを獲得しようとしているんですが、さすがのアロンソもそれを理由に移籍を躊躇（ちゅうちょ）しているみたいですね」
http://news.livedoor.com/article/detail/8837001/

新パワーユニット始動＝Ｆ１ホンダ、正念場へ 「メルセデスを目標にしないと土俵にも上がれない」

新パワーユニット始動＝Ｆ１ホンダ、正念場へ　「メルセデスを目標にしないと土俵にも上がれない」