BBSのホイールって、ゴルフに装着する以外合わなくね？

富山県警小矢部署は２８日、有名な自動車用ホイールの偽物を販売したとして、商標法違反の疑いで、和歌山県橋本市、会社役員小松健次容疑者（３８）を逮捕した。

　逮捕容疑はことし４月１３日、インターネットオークションを通じて、ＢＢＳジャパン（富山県高岡市）が商標権を持つ「ＢＢＳ」に似たロゴが入った自動車用ホイール４本を
富山県内の男性に約１２万円で販売し、同社の商標権を侵害した疑い。

　小矢部署によると、小松容疑者の会社は、ほかにもネットオークションにホイールなどを出品し数十件、計数百万円を売り上げていた。同署はこれらも偽物だったとみて裏付けを進めている。

　ＢＢＳジャパンは前田工繊（福井県坂井市）の子会社。ＢＢＳジャパンによると近年、ネットショップやネットオークションで同社のロゴを付けた模倣品が販売されるようになった。
外見は似ているが、同社製品のような鍛造によるホイールでないため、性能が格段に劣ったものばかりという。

　顧客から同社に苦情が寄せられたため、これまでに模倣品を扱っていた数社に対し、警告書を送るなどして販売を中止させたという。

　小松容疑者の容疑については今年５月、告訴していた。同社は「ユーザーの保護やブランドの価値を下げたくないとの思いから告訴に踏み切った。現在もネット上で
類似品が流通しており、今回の逮捕が抑止につながってほしい」としている。

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