韓国の諜報機関がGalaxy S3やS6などを盗聴していた可能性が浮上　イタリアのハッキング企業に依頼

　「陸軍5163部隊」という偽名でハッキングプログラムを購入した国家情報院が2013年1月、当時発売してから7カ月のサムスン「GalaxyS3」スマートフォン端末をイタリア企業の「ハッキングチーム」に送って分析を
依頼したことが明らかになった。また、先月に「非常に重要な機能」（very important features）とし「GalaxyS6」のハッキングを問い合わせるなど、国内でGalaxyシリーズをはじめ、
新しいスマートフォンが発売されるたびにハッキングを依頼してきたことが明らかになった。

　ハンギョレが国家情報院のハッキングプログラムの購入を代行した「ナナテック」と「ハッキングチーム」が2013年2月に送受信したメールを調べたところ、
「（韓国が）『GalaxyS3』を送るので、音声録音機能が可能かどうかを確認してほしい」という依頼と、「送ってもらったGalaxyS3が届いた。すぐにテストする」との内容が含まれていることが確認された。

　国家情報院が世界中で販売されている「GalaxyS3」モデルをあえて国内で購入し、イタリアに送ったことについて、セキュリティ専門家たちは
「国内で使用するサムスンGalaxy製品は、基本仕様のアプリなどが外国販売分とは異なる場合もあるため、（国家情報院の）監視の焦点が韓国国内のスマートフォンの分析に当てられていたものと見られる」と分析した。
イタリア「ハッキングチーム」のハッキング用製品の「RCS（リモートコントロールシステム）」を通じて検証しようとした携帯電話が国内のユーザーのものであることがより鮮明になる部分だ。

　また、最も新しいものでは、今月1日、ハッキングチームが従業員同士でやりとりした電子メールの内容を見ると、SKA（国家情報院を指す）が執拗に国内の最新版のスマートフォンへの攻撃を要求した情況が確認される。
メールには「SKAの要求が細かい」とし「サムスンGalaxyタブレット2、サムスンGT-I9500、サムスンSHV-E250Sなどへのハッキングが必要だ」とした内容が目を引く。

烏賊ソース
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/21312.html

韓国の諜報機関がGalaxy S3やS6などを盗聴していた可能性が浮上 イタリアのハッキング企業に依頼

韓国の諜報機関がGalaxy S3やS6などを盗聴していた可能性が浮上　イタリアのハッキング企業に依頼