あきたこまちの古米10kg2550円で売ってるのでそれ食ってる

羽後町の農協が栽培方法にこだわった粒の大きなあきたこまちを高級米として売り出すことになり発表会が行われました。
新たに売り出されるのは「みほうまれ」と名付けられたあきたこまちで、粒が大きく食味が豊かなことが特徴です。
コメの消費が減少傾向にある中、付加価値の高いコメづくりに活路を見いだそうと「ＪＡうご」が販売を始め、２日、発表会を行いました。
「みほうまれ」の栽培では、化学肥料と農薬を減らし養分の高い堆肥による土づくりを行っているほか、植え付ける
苗の数を一坪あたりおよそ１０株減らし、実に行き渡る養分を通常より多くしています。
その結果、粒の大きさは一般的なコメより０.１ミリ大きい２.０ミリに、また、含有量が多いと味が落ちるとされるタンパク質は県の
高品質米の基準より０.２ポイント少ない６.０％以下におさえられたということです。
今シーズンは１軒の農家が６０アールで栽培していて、「ＪＡうご」では５キロ入り５９８０円を２００袋限定でインターネットを通じて販売することにしています。
「ＪＡうご」の佐藤虎雄組合長は「ＴＰＰの大筋合意で迷いや不安を抱えているが、小さい農協は量では勝てないので、
高品質のコメをつくることで産地間競争を生き抜いていく」と話していました。

11月02日　19時49分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013166521.html