スマトラトラ　四国で初公開　スマトラトラ

トラの中で最も小さく絶滅のおそれが指摘されている「スマトラトラ」の公開が３日から高知市の動物園で始まりました。
四国でスマトラトラが公開されるのは初めてです。
高知市の「わんぱーくこうちアニマルランド」で公開が始まったのは、スマトラトラの２歳のオスで、体長はおよそ２メートル、「アカラ」という名前です。
スマトラトラは、インドネシアのスマトラ島に生息する世界で最も小さいトラで、森林の減少や密猟によってＩＵＣＮ＝国際自然保護連合のレッドリストで絶滅のおそれが非常に高い
とされています。
国内では現在、７か所の動物園であわせて１６頭が飼育されているだけで、高知市の動物園では、今回、仙台市の八木山動物公園で飼育されていたトラを譲り受けました。
四国でスマトラトラが公開されるのは初めてです。
動物園には大勢の人が訪れ、スマトラトラを見た８歳の男の子は「かっこ良かった」などと話していました。
飼育員の山本將充さんは、「四国では初めての展示となる珍しいトラをぜひ見に来ていただきたい。
いずれはメスも飼育して、繁殖を目指したい」と話していました。
「スマトラトラ」の公開は今月中は土曜日と日曜日、それに祝日に限られるということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013128911.html

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