空海って肉体を消してこの現象世界を去ったの？まさか普通に死んでないよね？

被災地で心のケア「臨床宗教師」　京都・種智院大で養成、２８年度から

　被災地や医療現場などで心のケアに当たる宗教者「臨床宗教師」の養成を、
真言宗系の種智院大（京都市伏見区）が平成２８年度に始めることが２４日、関係者への取材で分かった。
関西では龍谷大（下京区）、高野山大（和歌山県高野町）に続いて３校目の取り組み。
現代社会における僧侶の役割が模索されるなか、臨床宗教師に対する伝統仏教教団の関心は高まりをみせている。

　臨床宗教師は、東日本大震災を機に東北大大学院が２４年度に養成講座を設けた。
布教を目的とせず、信仰を押し付けないのが特徴。専門的な訓練を積み、死生観にたけた宗教者が、
生死の問題に直面した被災者や終末期の患者、死別の悲嘆を抱えた家族らから苦悩を傾聴し、心の痛みを和らげる。

　種智院大は、対象者を真言宗の僧侶に限定。東北大の研修内容を参考に、異なる宗教・宗派の宗教者と連携しながら公共空間で活動できる僧侶を育成する。
２８年５～７月に奈良県天理市の天理教施設で計３回の合宿を行うとともに、医療・福祉施設で実習を課す。

　種智院大臨床密教センター長の松本峰（みね）哲（のり）教授（密教学）は「弘法大師空海なら現代社会でどう考えるかを軸に、
ぶれない僧侶を育てたい。将来を考える若手にぜひ参加してほしい」と話している。募集要項は近く種智院大のホームページで公表される。

　臨床宗教師はこれまで、東北大から延べ１２６人、龍谷大から１２人が輩出。他校では、
曹洞宗大本山総持寺が創設した鶴見大（横浜市鶴見区）が修行僧を対象に研修を行い、２６～２７年度で約５０人が修了した。

　また、真言宗系の高野山大が今年９月に養成を始めているほか、浄土真宗本願寺派の宗門校、
武蔵野大（東京都西東京市）も２８年度に養成講座を開くことにしており、今月末まで受講生を募集している。

引用元　http://www.sankei.com/west/news/151225/wst1512250031-n1.html