壱番屋のチキンカツも不正転売　仕入れ値一枚52円

　カレーチェーン店を全国展開する「壱番屋」の廃棄するはずの冷凍ビーフカツが不正に転売された問題で、
今度は「チキンカツ」も転売されていたことがわかりました。

　この問題は、愛知県の産廃処理業者「ダイコー」が、異物が混入したとして、「壱番屋」から廃棄処分を
依頼された冷凍ビーフカツを、岐阜県の「みのりフーズ」に転売したもので、愛知県警は、１４日、
廃棄物処理法違反の疑いで「ダイコー」を捜索しました。

　「（別の仲介業者が）『規格外の商品だから問題はない。早い者勝ちだよ』という話で来た」
　仕入れ値は１枚いくら？
　「（１枚）５２円です」（仲介業者）

　一方、岐阜県が調査したところ、今度は「壱番屋」の冷凍のチキンカツ、合わせて１５枚が「みのりフーズ」と
取引先の弁当店から見つかりました。「壱番屋」は、チキンカツもダイコーに廃棄を依頼したと話し、
「みのりフーズ」側は、「『ダイコー』から受けた」と話していることから、チキンカツも不正転売されていたと
みられます。

　また、愛知県の精肉店では、これまでに不正転売が明らかになっていた１月３０日の賞味期限とは別の
１月３日の消費期限の「壱番屋」ビーフカツも新たに見つかっていて、愛知県と岐阜県は今回の
不正転売のいきさつや規模を調査しています。（15日05:04）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2680181.html

壱番屋のチキンカツも不正転売 仕入れ値一枚52円

壱番屋のチキンカツも不正転売　仕入れ値一枚52円