てげてげ運転追放　廃止

わき見や考え事などドライバーの不注意による事故をなくそうと、宮崎県が掲げてき「てげてげ運転追放」の標語が年度末の３月３１日で廃止されることになり、警察署の看板が取り外されました
。不注意による事故が多い状況は変わっておらず、県は新たな標語を作って啓発を続けることにしています。
「てげてげ」は、適当とかいい加減といった意味の宮崎の方言です。
「てげてげ運転追放」の標語は、わき見や考え事など、ドライバーの不注意が原因の事故が全体のおよそ７割を占め、全国平均を上回る状況を何とかしようと７年前に採用され、のぼりやチラシな
どで広く使われてきました。
しかし、その後も不注意による事故の割合はほとんど減らず、「県外の人には意味が伝わりにくい」という声も寄せられたため、年度末の３月３１日で使用をやめることになり、宮崎南警察署では
、夕方に入り口に掲げられていた長さ８メートルの看板が取り外されました。
県では、４月１日から新たに「わき見・ぼんやりなどの漫然運転追放」という標語をかかげて啓発を続けるということです。
標語が変わることについて、西都市の６０代の男性は「てげてげな運転は今でも良く見かけ、危ないと感じている。せっかく親しんだ標語なのに使わなくなるのはもったいない」と話していました
。
県交通安全対策推進本部の壹岐幸啓さんは「高速道路の開通で県外のドライバーが増えると考え分かりやすい標語に変えたが、『てげてげ運転』じたいは減っておらず、これからも啓発を続けてい
きたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5064112361.html

てげてげ運転追放 廃止

てげてげ運転追放　廃止