ν速民がこれまでの人生で得た教訓、教えろ

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ソース:http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20161105-OYS1T50028.html
「世界津波の日」教訓胸に　南海トラフ備え訓練

　昨年１２月の国連総会で制定された「世界津波の日」を初めて迎えた５日、各地で津波を想定した避難訓練が行われた。
内閣府によると、５日前後に訓練を行う市町村や民間企業などは２６１団体。南海トラフ巨大地震で甚大な被害が想定されている太平洋沿岸でも多くの訓練が実施された。

　世界津波の日は、安政南海地震が起こった１８５４年１１月５日（旧暦）、
現在の和歌山県広川町で、津波に気付いた豪商・浜口梧陵ごりょうが稲わらに火を付け、村人を避難させて救った故事「稲むらの火」にちなむ。２０１１年３月の東日本大震災で多くの人が津波の犠牲となった日本では、
この年、１１月５日を「津波防災の日」と定め、震災の教訓を風化させないよう呼びかけてきた。世界各国にも津波の危険性を周知しようと、昨年１２月、日本が主導して１４２か国が国連総会に共同提案し、
全会一致で採択されたのが「世界津波の日」だ。

　この日は、広川町で１１４回目の「津浪祭つなみまつり」が開かれ、防災対策のリーダーを養成する
国連機関の研修で来日中の１４の島嶼とうしょ国の政府関係者ら約３０人が参加。
その後、震度７の地震で大津波警報が発令されたとの想定で避難訓練が行われた。

　鹿児島県東串良町の下伊倉地区では、住民約３０人や町職員ら計約２００人が訓練に参加し、「津波避難タワー」に避難するなどした。