無灯火で走ってる車を見るけど、あれ何なの？

２０１６年５月、飲酒後に友人の車と信号無視を繰り返し、三島市の
国道１号交差点でミニバイクと衝突して専門学校生を死亡させたなどとして、
自動車運転処罰法違反（危険運転致死）と道交法違反（ひき逃げ）の
罪に問われた函南町塚本、とび職の男（２１）の裁判員裁判の判決公判で、
静岡地裁沼津支部は２４日、懲役８年（求刑懲役１０年）を言い渡した。
　判決理由で斎藤千恵裁判長は「赤信号を無視し、時速６０～７０キロで
交差点に進入した行為は非常に危険かつ悪質」と指摘。「ひき逃げを伴い、
友人への対抗心から信号無視を繰り返すなど、飲酒運転や信号無視
への抵抗感が乏しいことは強い非難を免れない」などと述べた。
一方、犯行時の被告の年齢を考慮し、「若さゆえの未熟さがあった」
などとして弁護側の主張を一部認めた。
　判決によると、被告は１６年５月１日午後１１時４０分ごろ、
三島市三好町の国道１号交差点で赤信号を無視して時速６０～７０キロで
進入し、ミニバイクと衝突して清水町の専門学校生＝当時（１９）＝を死亡させた上、そのまま逃走した。
　判決を受け、遺族は弁護士を通じて「かけがえのない子どもは
戻ってこない。飲酒運転、無灯火、信号無視のような危険極まりない
暴走運転の末の痛ましい事件は、絶対にあってはならない」とコメントした。

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/322316.html