人命救助して名乗らず立ち去った人に金一封と感謝状渡すため探してる。なお服装も年齢も不明とのこと

中野消防署が、ＪＲ中野駅北口付近でタクシーが信号機の柱に衝突した今月１９日の事故で、
車内から運転手を救助した男性を捜している。同署は「感謝状を贈りたいので名乗り出てほしい」
と呼びかけている。

同署によると、事故は同日午前１１時頃に発生。５０歳代のタクシー運転手の男性は事故後、
意識を失った状態でアクセルを踏み続けていた。車が暴走して二次被害が出る可能性もあったが、
たまたま通りかかった２人の男性が危険を顧みずに運転手を車内から救出し、すぐさま気道を確保。
その後、運転手は意識を回復し、命に別条はなかったという。

　同署員が駆けつけた時、救助に加わった２人のうち、１人は既に現場から立ち去っていた。
同署は来月１日、現場に残っていた杉並区在住の男性に感謝状を贈る予定だが、別の男性にも
感謝の意を伝える意向。東京消防庁のツイッターなどからも呼びかけているが、３０日現在、
本人からの連絡はまだない。

　同署の担当者は「迅速な人命救助の上、人通りが多い駅前での二次被害も防いでくれたので、
感謝を伝えたい」と話す。連絡は、同署予防課防火管理係（０３・３３６６・０１１９）まで。

http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20170131-OYTNT50010.html