日経平均株価、13連騰は29年ぶり 1988年といえば「ドラクエ3」「光GENJI」

名無しさん＠涙目です。

成長率と賃金だけが違う　株13連騰、29年前と今
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22446700Z11C17A0000000/?dg=1
ファミコンソフト「ドラゴンクエスト３」を買い求める人たち（1988年２月10日、東京・池袋）
https://www.nikkei.com/content/pic/20171019/96958A9F889DE0E0E6E6E4E5E2E2E3EBE3E2E0E2E3E5E2E2E2E2E2E2-DSXMZO2243947019102017000001-PB1-3.jpg

日経平均株価は19日まで13日続けて上昇し、1988年２月以来、29年８カ月ぶりの連騰を記録した
。バブル期で日本中が沸いていた当時と比べると、今は高揚感が乏しいのはなぜだろうか。
昭和が終わろうとしていた88年。くしくも平成も天皇陛下の退位に伴って
まもなく終わりを迎える。当時と今を比べてみた。

■ドラクエと光GENJIに熱狂
88年２月10日、人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト３」が発売され、
少年たちが店先に行列を作ったこの日、日経平均の13連騰記録がスタートした。
連騰記録直後の３月には人気アイドルグループ「光ＧＥＮＪＩ」の「パラダイス銀河」が発売され、
大ヒットを記録。掘削開始から24年をかけた本州と北海道を結ぶ青函トンネルも同年３月に開業した。
いずれもバブル期を象徴する出来事だ。日経平均株価は89年12月に最高値の３万8915円を付けるまで
上昇傾向が続いていき、バブル景気は最高潮を迎えることになる。

「金融のみならず電機や自動車も世界で最強とされていた。いろんな意味で日本が世界の最前線。
日本の未来を信じて疑わなかった」。当時、日銀マンだったソニーフィナンシャルホールディングスの
菅野雅明チーフエコノミストは振り返る。

87年度の日本の実質経済成長率は5.9％と現在の新興国並みで、今の日本の1.3％（2016年度）と
比べると成長率は極めて高かった。企業収益は経常利益（金融保険業を除く全規模全産業）が
88年１～３月は７兆7576億円と前年同期比38.7％増だった。17年４～６月は22兆3899億円と、22.6％増。
金額は経済規模が拡大した現在の方が大きいが、上昇率では当時に軍配が上がる。