神奈川県警「証拠乏しく、県警史上最大の難事件」…点滴死

名無しさん＠涙目です。

http://img.5ch.net/ico/anime_jien03.gif
　横浜市神奈川区の大口病院（現・横浜はじめ病院）で２０１６年９月、点滴投与中の入院患者
２人が相次いで中毒死した事件で、７日に殺人容疑で逮捕されたのは、２人の病棟を担当していた
看護師だった――。神奈川県警は早い段階から元看護師の久保木愛弓容疑者（３１）（横浜市鶴見
区上末吉）の関与を疑ったものの、物証が乏しい中で捜査は長期化。県警は２年近くにわたって
粘り強い捜査を続け、逮捕に踏み切った。

　「難しい事件だった」。７日午後７時半から神奈川署で開かれた記者会見で、県警捜査１課の
則次誠二郎課長は捜査を振り返り、点滴に混入された消毒液などの鑑定に、「時間がかかった」
と説明した。

　中毒死した西川惣蔵さん（当時８８歳）と八巻信雄さん（同）は、４階病棟に入院中の１６年９月、
次々と死亡した。司法解剖の結果、体内からは消毒液「ヂアミトール」が検出された。

　県警は、何者かが故意に点滴に混入した可能性が高いとみて、専門知識を持つ病院関係者による
内部犯行を疑った。しかし、院内には防犯カメラがないなど、殺害を裏付ける決定的な証拠が乏しく、
難しい捜査を迫られた。捜査幹部の一人は「県警史上最大の難事件」と明かした。

　そうした中、勤務していた看護師らから話を聞き、西川さんが死亡する約３時間前、久保木容疑
者が１人で病室に入ったとする目撃証言などを集めた。久保木容疑者以外の関係者が混入するのは
極めて困難であるとの状況証拠も積み上げた。

　任意での事情聴取に踏み切ったのは６月２９日。捜査関係者によると、久保木容疑者は翌３０日、
「自首しようと思ったが、怖かった」などと殺害を認めた。動機については、「自分の勤務中に
患者が亡くなると家族への説明が面倒だし、苦手だった」と説明している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180708-OYT1T50090.html