2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

民主主義が長く続くと独裁的なリーダーを求めだす。しょっぱい物の後に甘い物食いたいのと同じだな [971283288]

1 ::2022/10/30(日) 20:26:12.31 ID:n3Shp89R0●.net ?PLT(14001)
http://img.5ch.net/premium/1372182.gif
歴史学者ピーター・フランコパン「専制主義の時代が戻り、今の民主主義勢力は撤退戦のさなかにある」

2022年10月の中国共産党大会で国家主席に再選された習近平は、台湾侵攻の可能性を否定しない。
世界を戦争に巻き込みかねない今の中国をどう捉えるべきか──、『シルクロード全史』などの著書で知られ、中国の歴史にも詳しい、英オックスフォード大学の歴史学教授のピーター・フランコパンに仏誌が聞いた。

20世紀初頭のような現在の世界情勢

歴史学者のピーター・フランコパンは、2018年の著書『新しいシルクロード』(未邦訳)で中国の「一帯一路」構想を分析した。
そこで描かれたのは、ユーラシア大陸に広がる太古のネットワークを復興しようという習近平の世界的野望だった。
当時の中国はまだ平和的で建設的だったが、今では「鉄の壁」の向こう側にいる内向きな国になっている。中国はロシアと強固なパートナーシップを築いた。

世界では専制主義国家と民主主義国家という異なる国家モデルの対立が始まっており、歴史が一巡したようだ。
今見られるのは、「大陸国家同盟(ロシア、中国、イラン、トルコ)」と「海洋国家同盟(アメリカ、イギリス、日本、台湾)」の対立という、20世紀初頭のような動きだ。

歴史の理解が重要な今、世界史を専門とするフランコパンに第20回中国共産党大会について話を聞いた。

長期化する習近平体制は「安定」

──3期目の習近平政権が始まり、この体制が2030年代まで続く可能性も出てきました。このような長期の政権運営は、中国にとって良いことなのでしょうか。

重要なのは、それが中国共産党にとって良いのかどうかということです。
党にとっては、習近平による権力保持は安定を維持できるという意味で好都合でした。後継者争いという権力闘争を繰り広げずにすんだわけですからね。

習近平を権力に飢えた支配者と嘲笑するよりも、なぜ継続性や安定性が今それほど大事なのかを考えるほうが有益でしょう。
アメリカやロシアの状況を考えると、世界経済や国際情勢が安定しているとは決して言えません。不安定要素はそれ以外にもあります。

──2022年2月、習近平とプーチンは、共同声明で中ロ間の「限界のない友情」を表明しました。
まるで世界が第一次世界大戦の「中央同盟国」の時代に戻ったように感じます。

専制主義国家の時代が戻ってきたのです。これは単なる印象論ではなく、その傾向は数字でも示されています。
この10年近く、専制主義国家で暮らす人口が、絶対数でも、相対的な割合でも年々増えています。民主主義はまだ失われていないものの、撤退戦を強いられている状況です。

高所得国の状況も、まるで中世のようです。一握りの財界の有力者やエリートに巨額の富と政治権力が集まり、そういう一個人が宇宙開発事業まで進めています。
デジタル技術を使った国民の監視というのも、かつての封建君主による支配とそっくりです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/136df857876d5fed2b14164bcc431c7397bcf33d

総レス数 65
16 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★