安倍首相と野田前首相がちんこ対決 [155736978]

あの日から3年　安倍首相VS野田前首相、因縁のガチンコ対決

およそ3年ぶりとなった因縁の対決。国会で19日、相まみえたのは、安倍首相と民主党の野田前首相。
この2人といえば、2012年11月、当時首相だった野田氏と、当時自民党総裁だった安倍氏の舌戦。
このあと、解散・総選挙があり、自民党が政権を奪還したが、立場が入れ替わって、再び直接対決が実現した。
予算委員会が始まる12分前、委員会室で1人で座る、野田佳彦前首相。
19日午後1時、安倍首相との因縁のガチンコ対決がスタートした。
野田前首相は「安倍総理、お久しぶりです。覚えていますか? 野田佳彦でございます」と述べた。
安倍首相は「3年ぶりに、こうして元気な野田(前)首相とお目にかかれて、わたしも大変うれしく思います」と述べた。
およそ3年ぶりに、予算委員会の場で相まみえた2人。
思えば、2012年11月14日。
野田首相(当時)が「定数削減は来年の通常国会で必ずやり遂げる。16日に解散をします! やりましょう、だから!」と述べると、
自民・安倍総裁は「約束ですね! 約束ですね! よろしいんですね!」と応えた。
当時の野田首相は、野党自民党の安倍総裁とある約束を交わして、あの解散・総選挙に応じた。
その約束が、2013年の通常国会で、国会議員の定数削減を実現することだった。
前回の党首討論と同じ、黄色のストライプ柄のネクタイを締めて、19日の答弁に臨んだ安倍首相。

野田前首相「その約束の中身を覚えていらっしゃいますか、安倍総理」
安倍首相「政治は結果でございまして、定数削減を言うのは簡単ですが、実際に実行するのは、そう簡単ではない」
野田前首相「あの~。いつもこんな感じなんですか? 私は、約束を覚えていますかという質問をしたんです」

そして野田前首相は、当時、民主・自民・公明の3党で交わした合意書を示した。

野田前首相「この通りにできていないことについて、あらためてご答弁をお願いします」と述べた。
安倍首相「これはわが党の責任だが、お互いに共同責任です。これは、3党みんな、代表して名前を書いているのですから」
野田前首相「びっくりぽんですね。本当に驚きますね。第一党の責任が一番重いのではないか、その自覚がないんですか。
国民にうそをついたことになりませんか」
安倍首相「第一党には大きな責任がある。それはその通りです。でも、同時に、皆さんが第一党であったときには、
皆さんに責任があるわけであって。結果をしっかりと、お互いにかみしめようではないですか」

そして、野田前首相は1月、有識者で構成される衆議院の調査会が答申で示した、議員定数10削減をいつ実施するのかただした。

安倍首相「静かにしていただかないと。わたしと野田さんのせっかくの議論だから、落ち着いて議論をしようじゃありませんか」、
「先送りはせず、それは決めていくということでございました」

安倍首相は、自民党が表明していた、定数削減の2020年以降への先送りは行わず、まもなく発表される2015年の国勢調査に基づいて、
削減を実施する考えを表明した。
その安倍首相、実は、野田前首相の追及を見越して、午前中に削減前倒しを表明する作戦に出ていた。
質疑を終えた野田前首相は「そんなんできるんだったら、最初からやれって。ドヤ顔で言うなと、
いうふうに思いますよ、率直に言って。ちょっと言い過ぎたね、ごめん」と述べた。
「ドヤ顔」といわれた安倍首相だが、午前の予算委員会で、不倫辞職や閣僚らの問題発言などに続き、
丸山議員の黒人奴隷発言について追及を受けた。

民主党の西村智奈美衆院議員は「このような人権意識が欠如している人に、(党の)法務部会長をこれからも任せるつもりですか」
安倍首相「個々の議員の発言について、いちいちわたしはコメントいたしません」

そして、民主党議員の「あの失言」を持ち出した。

安倍首相「御党においても、『安倍首相が睡眠障害になるよう頑張る』、こう発言した方がいるではありませんか」、
「これも、はっきり言って人権侵害。わたしにだって家族がいるんですから」

安倍首相は、「睡眠障害発言」を批判し、逆ギレにも見える反撃を展開した。
波乱続きの国会。
政府・与党は、2月中にも、2016年度予算案の衆議院通過を目指す考え。.
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160219-00000774-fnn-pol