オリンピック観ない奴って、なんで観ないの？ [186586446]

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8Kでオリンピックを観た！麻倉怜士さんによるリオ開会式パブリックビューイングリポート
2016年8月 8日
　ついに8月6日にリオデジャネイロオリンピックが幕を開けた。NHKはOBS（オリンピック放送機構）と共同で、開会式／閉会式のほか、5競技において8Kスーパーハイビジョンで収録し、
NHKの各放送局をはじめ、東京と大阪でパブリックビューイングを実施している。我々AVファンにとって注目のトピックだ。開会式当日、東京・渋谷のNHKふれあいホールでは、
520インチのスクリーンで8K上映を行なった。朝早くからおよそ250名の観客とともに、貴重なイベントに立ち会った麻倉怜士さんに、8Kで観た開会式のインプレッションを語ってもらったのでここにご紹介しよう。

　NHKはロンドン、ソチ、そして今回のリオデジャネイロと、8Kのパブリックビューイングを行なっていますが、ここにきて機材の進歩がひじょうに大きいなと感じました。
開会式の後に、リオの風景を8K撮影した2013年と2016年制作の番組が上映されたのですが、画質がまったく違いました。2013年のは「3.5Kかな......？」
くらいのちょっと甘い絵でしたが、最新のものは画面の周辺部にいたるまでフォーカスが合っており、解像感の高さと明晰さに驚きました。開会式とあわせて現在最高水準の8Kが観られたと思います。

　8Kの絵は精細感があり、ひじょうに細かい。決して大げさではなく、ワイドショットでもスタジアムのあらゆるところが見えます。各国の選手人種、スタイル、ファッション、顔つき......がそれぞれ違いますが、
8Kは抜群の描写力で描き分けています。寄りのショットで、顔に照明が当たって反射する様子が活目の迫力でした。

　フレーム内に数千人いるような絵柄でも、ひとりひとりが楽しそうな表情を浮かべているのが8Kだと見えるようです。全体像がひと目で分かるというか、「精細が集まって全体になっている絵」なので、
スタジアム全体で何が起こっているのが明確に判別できます。さらに、画面内の各所で起きていることから、自分が見たいところに注目するという新しい楽しみ方もありますね。

私は選手と一緒になって踊っているスタッフたちを目で追っていました。
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