丸山桂里奈、亡き福島第一原発・吉田所長への思いつづる「最後の最後会える時間まで時を戻してほしい

砂漠のマスカレード ★

元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈（３６）が１９日までに自身のインスタグラムを更新。
女子サッカー「東京電力マリーゼ」時代の写真と、当時の上司で福島第一原子力発電所の所長だった今は亡き吉田昌郎さん（享年５８）
の写真をアップし、吉田さんへの思いをつづった。

１８日放送のＴＢＳ系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜・後８時５７分）で東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所での社員時代について語ったことを受けて、
「収録は少し前ではありましたが、打ち合わせやインタビュー、そして私のチームメイトのインタビュー、そして東京電力時代、福島のこと、吉田さんのこと、めいっぱい詰まった時間をありがとうございました」と感謝を述べた丸山。

　続けて、「大学を卒業してからマリーゼに入団し、それから５年間。さまざまなことがありました。配属先が福島第一原子力発電所で勤務
をし、練習ではＪヴィレッジに通い、そんな毎日を過ごしていました。
チームはもちろんですが、会社の中でも特に自分の部署の方達はお世話になり、その中でも所長や特別管理職の方々、
そして吉田さんにはたくさんたくさんお世話になり、本当にひとつひとつの言葉、吉田さんの優しさ、笑顔は今でも私の脳みそに張り付いています。
いつも悩んでいた私に吉田さんは声をかけ続けてくれ、アメリカに行く時も背中を押してくれて、振り返ればいつもそこには吉田さんがいてくれました」とマリーゼに所属していた頃の思い出を語った。

　１２年１１月に食道がんであることを公表し、
１３年７月に５８歳の若さでこの世を去った吉田さんについて「私はあまり詳しいことも知らず、
退院したら会いに行こうと思い、結局それから二度と会うことができませんでした。
思ったときに行動すること。
それを今までも分かってはいたけどここまで後悔することはないし、時間が戻ってほしいなんて今まで思ったことがなかったのに、
吉田さんに最後の最後会える時間まで時を戻してほしいと心の底から、思います。
会って、一目でいいから会って感謝の気持ちを伝えたかった。
あの笑顔にもう一度会いたかった。目の前にいる吉田さんの笑顔を思い浮かべるだけで、涙がとまりません」と後悔の思いを明かした。

　そして、「私を救ってくれた言葉、人生の光を導いてくれた人、もう二度とこの世では会うことはないけど、
いつも近くにいてくれてるて勝手に思っているし、ずっと見守ってくれてると思います。
吉田さん、本当にありがとうございました。大好きです」と吉田さんへの感謝の思いをつづった。

10/19(土) 15:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191019-00000145-sph-ent