【野球】イチロー氏、学生指導ＯＫ　母校・愛工大名電高「オファーに対する問い合わせある」

砂漠のマスカレード ★

イチロー氏の学生野球指導が可能に―。
日本学生野球協会は７日、都内で元プロ野球関係者が学生野球の指導者になるために必要な「学生野球資格回復」の審査委員会を開催。
昨年３月に現役を引退した、マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏（４６）＝本名・鈴木一朗＝の資格回復が認定された。

学生野球への貢献に強い意欲を示すイチロー氏の願いがかなった。プロ球団の退団という条件に特例を認め、
マ軍に在籍しながら、球団の活動がないオフシーズン限定での指導が同日付で可能になった。母校の愛工大名電高であれば、手続きは不要。
他の高校、大学にも、所属する連盟に指導者登録を行えば、選手に直接アドバイスを送ることが出来る。

資格回復のための研修会を受講した頃から聞こえ始めた“ラブコール”は、これから大きな広がりを見せそうだ。
愛工大名電高の関係者によると「ＯＢなど、周囲から指導者としてのオファーに対する問い合わせはあります」という。
また、昨秋、草野球デビューを果たした時の対戦相手・智弁和歌山高の藤田清司理事長は「こちらからお願いはしていませんが、もし、イチローさんが『（指導に）行きますよ』とおっしゃれば、お願いしたいです」と話した。

イチロー氏は現在、米アリゾナでのマ軍の春季キャンプに向けて準備中。日本でのコーチが実現するのは、シーズン終了後になる。
限られた期間において、どのような形で学生野球と関わっていくのか。“指導者・イチロー”の方針が明かされる時が待ち遠しい。

◆学生野球資格　日本学生野球協会が統括する日本高野連、全日本大学野球連盟の所属チームで指導するために必要な資格で、プロ球団に在籍することで自動的に喪失する。
資格を回復するには、従来は中学・高校教諭在職２年以上などの高いハードルがあったが、１３年に研修制度が導入されたことで大幅に緩和された。
今回はＮＰＢ出身者６８人、ＩＰＢＬ（日本独立リーグ野球機構）出身者２１人、国外プロ出身者５人が適性認定を受けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200208-02070262-sph-base
2/8(土) 6:00配信

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