【芸能】みのもんた「秘密のケンミンＳＨＯＷ」司会降板理由明かす「年老いたんだな俺は」

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元文化放送のアナウンサーのタレント、みのもんた（７５）が１７日、同局の「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜・後１時）に生出演。
３月いっぱいで約１２年半司会を務めた日本テレビ系のバラエティー「秘密のケンミンＳＨＯＷ」（木曜・後９時）を勇退する理由や近況について赤裸々に語った。

　冒頭、大竹まこと（７０）から今回の勇退について問われたみのは、自動車免許更新の講習で落第したことがきっかけで「まず年老いたんだな俺は」と回想。さらに、番組のテンポについていけなくなったそうで「久本（雅美）くんがほとんどやってくれているの。若い人の名前が分からない」と吐露。
「（製作の）読売テレビさんと意見が一致。（去年の）クリスマス過ぎたあたりで、来年３月ぐらいまでと決まって、いい形で話がとんとんと進んで、僕自体もすっきりしましたね」と経緯を説明した。

　体調については「７７（歳）のお祝いと言われると余計気持ちが萎えてくる。身体は去年からもう萎えてるし…」とぼやき。大竹から２０１２年に先立たれた夫人について「やっぱり、こたえましたか？」と聞かれ、みのは「一番こたえたね。だから僕は納骨はしてないんだけど。もうちょうど７年なんだけど。ただ女房が靴を一足残していったの。全部整理して片方だけないのよ、黒のハイヒール。どこ探しても見つからなくて。
『“あなたが来る時にそれを持ってらっしゃい”って言ってるのよ』って娘に言われたら、ガクッて。それを女房が一番長くいた台所に置いて。一人寂しく飲んでますよ」と思いを告白。今でも１日おきに銀座に食事をしに行くそうだが「料理はできないし、一人で食べるのはさびしい」とこぼした。

　そして、みのが司会を務めた代表的番組の「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」については、「（自分が）最初に当てた番組なの。最近、中居君が司会して特番やってるんだけど、『みのさん出てくれっ』て言われて、俺はあのスピードでもう出来ないからやんなくていいって。『何したらいいの』って言ったら、『イスを用意しますからそこに座っててください』と。黙って座ってるだけ。何もしないで申し訳ないなって。めったやったらと機関銃みたいにしゃべっていた時期が懐かしい。しゃべれなくなったもんね。それより相手の話が聴きたくなってきた」と気持ちの変化を語った。

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