【新型コロナ】尾木ママ、休校する・しないで教育格差「はっきり言って出る」

臼羅昆布 ★

2020.3.3 16:20
https://www.sanspo.com/geino/news/20200303/geo20030316200025-n1.html

「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏（７３）が３日、フジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜前８・０）に生出演。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための政府の休校要請に応じた学校と応じなかった学校の生徒たちの間で教育格差が生じる可能性を指摘した。
安倍晋三首相が先月２７日、全国の小中高校などに一斉の臨時休校を要請する考えを示したことを受け、文部科学省は２８日、
各都道府県教委などに一斉休校を正式に要請する通知を出した。
萩生田光一文科相は記者会見で「地域や学校の実情を踏まえ、さまざまな工夫があっていい」とし、時期や期間は各地の教育委員会などが柔軟に判断するよう求めた。
多くの学校が休校の措置を取る中、一部では当面休校しないと決めた学校もあり、ＭＣを務める同局の伊藤利尋アナウンサー（４７）は
「親の感覚で言うと、休校しないところとの教育格差が出ちゃうんじゃないかとも思うんですが」と指摘。
尾木氏は「はっきり言って出ると思いますね」と応じ、「その間、学校に行ってお勉強している子供たちやあるいは、卒業式をちゃんと
　やってもらえてる子供たちは心の準備をして次の学年とか中学生になれるわけでしょ。これは大きな教育的な成長の差は出てきます」と述べた。
続けて「だから僕、政府はもっと早く（要請を）出すべきべきだったという考えで」と主張。
休校要請について「枠組みとして緊急の事態なんだって国民にアピールするという点ではたしかに効果はあったと思うんです。
　だからある意味で高く評価していたんです」と一定の評価をしつつも「その後すぐに文科省や各省庁からいろんな方針が出ると思ったら出ないんですよ。
　それでいろんな現場は混乱しちゃって」と現場の声を代弁。
タイミングの問題で「プリント一枚もらえていない」生徒もいるといい「こんなやり方はないです。各学年ごとに集めてやりなさいとか、
　具体的な方針を次々に出しておかなければいけない」と訴えた。

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尾木直樹氏