【格闘技】Ｋ－１の強行開催にＲＩＺＩＮ榊原ＣＥＯ「負担は億単位。民間企業だけでジャッジできない」

砂漠のマスカレード ★

総合格闘技ＲＩＺＩＮの榊原信行ＣＥＯ（５６）が２日、インターネット中継を通じて会見し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため４月１９日に横浜アリーナで予定していた「ＲＩＺＩＮ．２２」の中止を発表した。

「必ず一定の期間を費やして、この新しい感染症との闘いを克服していきたい。次の目標として夏までには。４、５、６月は一切の大会は開催しません。みんなで真夏の格闘技の祭典を考えたい」と話した。

３月２２日に、立ち技格闘技のＫ－１が政府、埼玉県から自粛を要請される中、さいたまスーパーアリーナで「Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ　２０２０　ＪＡＰＡＮ　～Ｋ’ＦＥＳＴＡ．３～」を強行開催したことについて、以下の持論を展開した。

「他人事とは思えなくて、社会的な現象になりました。やるべきタイミングではなかったと個人的には思います。ただプロモーター、主催者としては僕もやってた可能性があると正直、思います。
なぜなら、あのタイミングで経済的な負担が大きいんですね。どこの保証も負担もない中で、会場費がタダになること以外にも、プロダクションのコスト、選手の移動交通費、広告宣伝費とか考えると億単位だと思います。
それを全部引き受けてやめるっていう決断は民間の企業の中だけではジャッジできないと思う。
そこはきちっと国の支援だとか、やめるっていうことを要請するんでればそれに基づくバックアップを提案してもらわないと、経済的な損失を補うだけの穴埋めがないとやめるという決断はできないと思います。
一概に避難されることはおかしい。明日は我が身で考えさせられるアンチテーゼ、きっかけになった。ただ、僕らだったらＲＩＺＩＮがぶっつぶれてもやらなかったかな。
放送局、スポンサーさん、いろんな社会的な意見を聞いて、やめざるを得なかったかなと思います」と思いを語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-04020196-sph-fight
4/2(木) 21:01配信