【芸能】歌うキャスター唐橋ユミ　眼鏡は関口宏の鶴の一声で

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歌手デビューに意気込む唐橋ユミ（2020年4月1日撮影）

＜ニッカンスポーツ・コム／芸能番記者コラム＞

今月1日に「失（な）くさないで、忘れないで」で歌手デビューした、フリーキャスター唐橋ユミ（45）を取材した。

【写真】思いを語る唐橋ユミ

作詞家売野雅勇氏（69）と組んでDJを務めるNHKラジオ第一「イチ押し　歌のパラダイス」（水曜午後8時5分）の新エンディング曲だ。生放送の同番組は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、8日からスペシャルエディションとして、過去の番組の再放送になってしまったが、一時も早く事態の沈静化を願うばかりだ。

同曲の作詞は中森明菜「少女A」、郷ひろみ「2億4千万の瞳」、チェッカーズ「涙のリクエスト」、吉川晃司「サヨナラは8月のララバイ」で知られる売野氏が作詞。作曲は売野氏が菊池桃子「SayYes！」などでコンビを組み、竹内まりや「SEPTEMBER」、杏里「悲しみがとまらない」、上田正樹「悲しい色やね」、杉山清貴＆オメガトライブ「キミのハートはマリンブルー」などで知られる林哲司氏（70）が作曲。編曲は沢田研二「勝手にしやがれ」、五輪真弓「恋人よ」、伊藤つかさ「少女人形」、稲垣潤一「ドラマティック・レイン」、少年隊「仮面舞踏会」などで知られる船山基紀氏（69）だ。

日本ポップス界のレジェンド3人が作ってくれた曲は、80年代正統派アイドルのような純愛路線。唐橋は清らかな歌声を響かせている。

45歳でのデビューに「小学校の頃は明菜ちゃんやKYON2（小泉今日子）の歌を歌ってましたから、憧れはありました。でも、その後、自分の歌がいまいちだということに気が付いて、カラオケさえも断ってきたんです。どうしても歌わなくちゃいけないときは、歌唱力よりも元気で乗り切る曲を…♪バンザ～イ　君に会えてよかった～　とか（笑い）」とウルフルズ「バンザイ～好きでよかった～」を挙げて説明してくれた。

売野氏の「こんな時代だから、みんなを癒やす歌を作りたい」という説得と番組スタッフの熱意に押し切られた形だ。

歌手デビューも遅いが、芸能界デビュー自体も遅い。大学卒業後、故郷のテレビユー福島の契約アナウンサーをへて、30歳で上京した。

「アナウンサーの5年契約が終わって、さあどうしようかと。福島県内の他の局にもいきづらいし、ならば東京に出てしまおうと出てきました。勇気がいりましたけど、大学時代も東京でしたから」と振り返る。

実家は「会津ほまれ」で知られる福島・喜多方のほまれ酒造。「お酒は大好きですね。一通り飲みます。強いって言うか、二日酔いがないですね。社会人になってからは記憶にありません。和らぎ水を大量に飲みますから。日本酒、ビール、ワイン、紹興酒、焼酎、なんでも飲めちゃいますね（笑い）。チャンポンじゃないですよ」と言う。

メガネを掛けたキャスターとして知られるが、きっかけは所属事務所「三圭」の代表でもある関口宏（76）のアドバイスから。

「視力が悪くてコンタクトをしていたんですけど、打合わせの会議はメガネで出ていたんです。ある日、関口さんから『それ（メガネ）で出てもいいじゃない』って勧められました。それまで女性アナウンサーがメガネを掛けて出るっていうことがなかったので不安でしたが」と笑顔を見せた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、まだ続く。「3・11の東日本大震災で、故郷の福島が大変なことになった時に、歌で温かい気持ちにしてもらいました。その時に友達と『なぜだろう、歌の力ってすごいね』って話していたんです。私の歌も、そういう風になれば。これから、もっと歌い込んでいきます」と話した。

◆唐橋ユミ（からはし・ゆみ）1974年（昭49）10月22日、福島県喜多方市生まれ。実践女大卒。99～04年テレビユー福島で契約アナウンサー。04年からTBS「サンデーモーニング」サブキャスター。他にテレビ東京「新shock感」、BSフジ「感動！大相撲がっぷり総見」など。実家は清酒「会津ほまれ」のほまれ酒造。きたかた応援大使。趣味は相撲観戦、料理。資格は着付け講師、利き酒師。155センチ。血液型O。

4/19(日) 5:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200419-24120523-nksports-ent
https://i.imgur.com/G8eQCRG.jpg

【芸能】歌うキャスター唐橋ユミ 眼鏡は関口宏の鶴の一声で

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