【野球】ヤクルト・高津監督、亡き恩師・野村監督の野球を「継承しなければ、という思い」　2020/06/19 [朝一から閉店までφ★]

朝一から閉店までφ ★

2020.6.19 05:05
【独占手記】
ヤクルト・高津監督、亡き恩師・野村監督の野球を「継承しなければ、という思い」

　さあ、野球を楽しもう－。新型コロナウイルスの感染拡大で延期が続いていたプロ野球が、当初の予定より３カ月遅れ、１９日に国内主要スポーツの先陣を切って幕を開ける。今季から指揮を執るヤクルト・高津臣吾監督（５１）は、中日との開幕戦（神宮）を前に本紙に独占手記を寄せた。つづったのはプロ野球の宿命、今年２月１１日に死去した恩師・野村克也さん（享年８４）への思い、ファンへの願い。新監督の力強いメッセージとともに“日常”が再び動き出す。

　２０２０年のプロ野球が開幕します。

　３カ月遅れの無観客での開幕は、誰もが初めての経験です。できれば満員の神宮球場で迎えたかったですが、ここまで来られたことに大きな意味があります。ファンの皆さんが応援してくれているのを感じながら、試合開始の瞬間を迎えたいと思います。

　生活の一部として愛されてきたプロ野球には、宿命があります。日常の娯楽の一部、元気の活力源として、多くの方が開幕を待ち望んでくれました。全てのスポーツの活動が止まる中、プロ野球が先陣を切ることで、再生に向けて加速してほしい。良い手本でありたいと願っています。

　大きな出来事もありました。今年２月、野村克也監督がお亡くなりになりました。開幕を前に、改めて『野村監督の野球を継承しなければいけない』という思いを強くしています。選手に一から十まで教えているわけではありませんが、スワローズの素晴らしい伝統の一ページをつくる２０２０年にしたいと思っています。

　「野球がなくても、人は生きていける。野球より大事なことはたくさんある。それでも野球は、ないよりもあったほうがいい。プロは人に喜んでもらう、笑ってもらうために努力するものだ。君たちの給料はファンから出ている。だから２４時間、野球のことを考えなさい。それができるのはプロだけなのだから」

　野村監督が、ミーティングで話されていた言葉です。

　自粛期間中は昨季のチームの試合を映像で振り返る時間が多かったのですが、どうしても心配や不安が頭をよぎりました。もちろん、グラウンドに立てば別ですが、グラウンド以外で野球を考えると、ネガティブになってしまう。野村監督は常にネガティブな発言をされていましたが、その理由が今なら分かる気がします。腹をくくり、戦いに挑む覚悟はできています。

　　　　　=====　後略　=====
全文は下記URLで

https://www.sanspo.com/baseball/news/20200619/npb20061905050006-n1.html

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