【テレビ】箱根実況から体当たりロケまで…日テレ背負う新人アナが語った4者4様の抱負 [征夷大将軍★]

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今年４月に日本テレビに入社した新人の石川みなみ（２３）、北脇太基（２２）、田辺大智（２３）、忽滑谷（ぬかりや）こころ（２２）の各アナウンサーが２０日から４日連続で同局の情報番組に順次登場し、視聴者へのお披露目を無事に終えた。このほど４人はスポーツ報知のオンライン取材に応じ、ルーキーイヤーの抱負を語った。

令和の日テレを担う、フレッシュな新人アナがいよいよ飛躍する。４人はこのほど、同局系「ＺＩＰ！」（月～金曜・前５時５０分）や「スッキリ」（月～金曜・前８時）などに順次出演し初々しい自己ＰＲを終えたばかり。コロナ禍での入社ということもあり、新人研修はリモートワーク中心に。それでも先輩アナウンサーからの発声指導を素直に吸収し、着実に歩を進めている。

落ち着いた声が印象的な石川アナは、中学１年の時にテレビで見た箱根駅伝の実況に感動し、アナウンサーの道へ。青春時代は自身も１３年間陸上に没頭。「選手の裏側の努力を伝えられるような熱い取材をしたい」といい、女性アナとしては珍しい箱根路の実況を夢見ている。

北脇アナは、上京直後に渋谷駅で遭遇した同局の辻岡義堂アナ（３４）が夢の原点。ロケ中の義堂アナから「君もアナウンサーになれるよ」と声をかけられたといい、まさに有言実行となった。陸上４００メートルの経験者。「陸上で培った瞬発力でスタートダッシュを決めて、番組ではアンカーとしても頑張りたい」。入社直前の３月に父を病気で亡くしており、成長する姿を見せることが天国への手向けと信じている。

新潟明訓高時代に「全国高校サッカー選手権」にＦＷとして出場。中大でもサッカー部でプレーし、本気でプロを目指した田辺アナは、膝の故障でアスリートの道を断念。失意の中で見た「ＺＩＰ！」の明るい雰囲気に背中を押されたといい「今度は自分が視聴者のみなさんを元気に明るくできるきっかけを与えられたら」と力を込めた。

大学時代にスリランカでのボランティア活動に注力した忽滑谷アナは、幼少期から独学で勉強した英語力が強みで、ＴＯＥＩＣは９３０点の努力家。学生時代は女子大のムードメーカー的存在だったといい「人を笑顔にすることが大好き。バラエティー番組で体当たりロケに挑戦したい」と語った。

４者４様の夢は膨らむ。個性豊かな若き力が、未来の日テレの財産になるはずだ。

　【４人のプロフィル】　〈１〉生年月〈２〉出身地〈３〉年齢〈４〉出身大学、学部〈５〉趣味や特技など〈６〉身長

　◆北脇　太基（きたわき・たいき）〈１〉１９９７年１０月〈２〉兵庫・姫路市〈３〉２２歳〈４〉早大商学部〈５〉みこしの太鼓〈６〉１７６センチ

　◆石川　みなみ（いしかわ・みなみ）〈１〉１９９６年８月〈２〉広島市〈３〉２３歳〈４〉早大教育学部〈５〉くずし字の解読〈６〉１６４センチ

　◆忽滑谷　こころ（ぬかりや・こころ）１９９８年２月〈２〉神奈川・川崎市〈３〉２２歳〈４〉聖心女子大文学部〈５〉イラスト〈６〉１６７センチ

　◆田辺　大智（たなべ・だいち）〈１〉１９９７年５月〈２〉新潟市〈３〉２３歳〈４〉中大法学部〈５〉ピアノ弾き語り〈６〉１７６センチ

スポーツ報知　2020.7.24
https://hochi.news/articles/20200724-OHT1T50004.html