【陸上】日本選手権・男子100m　桐生祥秀が6年ぶりの優勝　タイムは10.27　2位にケンブリッジ、3位に小池 [ニーニーφ★]

ニーニーφ ★

陸上の日本選手権は男子100メートルの決勝が行われ、桐生祥秀選手が向かい風0.2メートルのなか、10秒27のタイムで6年ぶりの優勝を果たしました。
2位はケンブリッジ飛鳥選手で、3位は小池祐貴選手でした。

桐生選手にとって実に6年ぶりとなった日本選手権の優勝。ことし最大の舞台で確かな成長を見せました。

ポイントは桐生選手がことし取り組んできた2つの改良です。まずは「スタート」です。日本選手権までの1か月、桐生選手はスタートで足を置く「スターティングブロック」の位置を変えるなど、前半部分の改良に取り組んできました。
来年のオリンピックを見据えもう一段、ステップアップするには「スタートのとび出し」が欠かせないと考えたからです。

1日は、「こけてしまった」と振り返った準決勝での失敗がクローズアップされましたが、実はその前の予選ではねらいどおり、スタートからとび出し後半流して10秒21と新たなスタートに手応えを感じていたのです。

さらに「ラスト20メートル」も成長しました。これは新型コロナウイルスの影響で自宅にこもった自粛期間が功を奏しました。
自宅に器具を運び込んで急造のトレーニングルームとし、下半身を中心に徹底的にウエイトトレーニングに打ち込みました。ねらいは後半の20メートルで失速しない強い下半身を作ることでした。

成果は確実にあらわれ、日本選手権までに10秒0台を4回マークするなどトップ選手の中でも突出した安定感を見せてきました。

そして迎えた2日の決勝。スムーズなスタートから中盤でスピードに乗り、ラスト20メートルでは後半に強い小池選手やケンブリッジ選手を抑えてトップに立って、接戦を制しました。

6年ぶりに手にした日本最速の称号、桐生選手にとって来年の東京オリンピックに向け自信となるレースでした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201002/k10012645161000.html

【陸上】日本選手権・男子100m 桐生祥秀が6年ぶりの優勝 タイムは10.27 2位にケンブリッジ、3位に小池 [ニーニーφ★]

【陸上】日本選手権・男子100m　桐生祥秀が6年ぶりの優勝　タイムは10.27　2位にケンブリッジ、3位に小池 [ニーニーφ★]