【元宝塚】咲妃みゆ、憧れの作品出演に「丁寧に向き合っていきたい」 [爆笑ゴリラ★]

爆笑ゴリラ ★

10/10(土) 18:41
スポーツ報知

元宝塚・咲妃みゆ、憧れの作品出演に「丁寧に向き合っていきたい」
「歌劇団出身を日ごとに誇りに思えるようになってきた」と笑顔の咲妃みゆ
　元宝塚歌劇雪組トップ娘役で女優の咲妃（さきひ）みゆが、ミュージカル「ＮＩＮＥ」（１１月１２～２９日＝東京・ＴＢＳ赤坂ＡＣＴシアター、１２月５～１３日＝大阪・梅田芸術劇場メインホール）に主人公の妻役で出演する。

　今年が生誕１００年にあたるイタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニの自伝的監督作「８１／２」（１９６３年）の舞台版。スランプに陥って現実逃避を続けるグイド監督（城田優）の妻・ルイザを演じる。

　宝塚下級生時代に舞台を観劇しており「あの有名な作品に出演させてもらえる日が来るなんて」と武者震い。「グイドは一見、困った男性ですが、ルイザは彼の一番のファンで、理解者でありたいと思っている。丁寧に向き合っていきたい要素の一つです」。在団時から高く評価される深いアプローチで役に挑む。

　舞台に立つことを渇望している。５、６月にはコロナ禍でミュージカル「ニュージーズ」が中止に。「とてつもない喪失感、孤独感を感じずにいられない時期もありましたが、芸事が衰えていくのが恐怖だったので、自分を奮い立たせなければ」と、ステイホームの時期はオンラインでの演劇レッスンにも参加したという。

　歌手としても成長を続けている。先月９日には新アルバム「ＭｕｕＳｅｅ」も発表。「在団中よりもボイストレーニングを受ける頻度が増し、歌唱力向上に努めることができたかな」。

　宝塚入団は２０１０年。今春、芸歴丸１０年を迎えて「まだまだな事だらけですが、ほんの少しだけ自分を褒めてあげたい」と笑顔。激動の半年を経験したこともあって「こうありたいという夢を抱いていいのかと、悲しくも思ってしまうのですが、１０年後もこのお仕事を続けられたら幸せ。『あんな咲妃も見てみたい』と思っていただけるような俳優でありたい」と次なる十年史を見つめた。（政）

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