【格闘技】那須川天心が武尊戦について「決まれば全然やる」【RIZIN.26】 [砂漠のマスカレード★]

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を交わした

「RIZIN.26」（12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ）で那須川天心（TARGET/Cygames）がクマンドーイ・ペットジャルーンウィット（ペットジャルーンウィットジム）に3-0の判定で勝利を収めた。

　那須川は5年連続で大晦日に出場することは決まっていたのだが、対戦相手の決定に難航。正式に相手が発表されたのは9日前の22日だった。

　試合はクマンドーイの強烈な右ミドル、そしてムエタイ選手特有の組みからのこかしに手を焼く。

　1Rにはクマンドーイが那須川の蹴り足をつかみリングに叩きつけると那須川は腰を気にするしぐさを見せ、ヒヤリとさせられる場面も。

リングサイドの武尊に「一緒に格闘技を盛り上げましょう」

しかし2Rになるとクマンドーイの右ミドルに那須川は左のパンチを合わせていく。左フックを効かせ、一瞬ぐらつかせたクマンドーイに追撃の左ストレートを放ち、クマンドーイが倒れたものの、その前の攻撃の流れとがっちりガードを固めていたことからレフェリーはスリップダウンと判定。

　3Rになると右ミドルの単調な攻めとなったクマンドーイに那須川がパンチを当てていくが、クマンドーイは驚異の打たれ強さを見せ、ダウンは取らせない。

　このまま3Rが終了し、3-0の判定で那須川が勝利を収めた。

　この日は試合前にK-1王者の武尊が現れ、リングサイドで那須川の試合を観戦。

　那須川は試合後のマイクで「武尊選手、来てくれてありがとうございます。まだ決まってないんですけど、一緒に格闘技を盛り上げましょう」と呼びかけると武尊はリング下で静かにうなずいた。

「見に来てくれてうれしく思う」

　試合後の会見で那須川はクマンドーイについて「勝てたっていうことが第一で、多少はホッとしている。課題もまだまだたくさんある。クマンドーイ選手は本当に強かった。いままでやったなかで一番足が硬かった。すねが硬いってこういうことかと思った。パンチも思い切り振ってきたんで、なかなか中に入りづらかった」などと語った。

　武尊については「こうして見に来てくれたこともないですし、うれしく思う」。武尊が「ぜひ試合を見に来てほしい」と1月24日の「K'FESTA.4」への来場を呼び掛けたことについては「予定が合えば行きたい」と話した。

　対戦については「本当に何も決まっていない。僕は次の試合も決まっていて向こうも試合が決まっているので、お互いそれに勝たないとというのはあります」と語り、「でもまあ、まだその試合があるかないかは分からないので、そこに左右されてもいけないとは思う。“決まれば全然やるよ”というスタンス」と語るにとどめた。

　その試合をするにあたっては「今回の試合で改めて実感した。しっかり調整したいと思いました。まあ2カ月くらいあればっていうのはありますけど、いつなんどき試合が決まっても勝つのがファイター。その勝つっていうことがクリアできたのはよかった」と話した。
1/1(金) 1:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210101-00010001-theadline-fight

https://youtu.be/WEUcb9L8GoQ
試合後インタビュー