【阪神】矢野燿大監督“伝達疑惑”否定「もしやっているならどんな処分でも」「ズルして優勝しても喜べぬ」 [ひかり★]

ひかり ★

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト１―５阪神（６日・神宮）

　阪神・矢野燿大監督は試合後に二塁走者の近本の伝達疑惑を真っ向から否定した。

　阪神４点リードの５回２死一、二塁。打者・佐藤輝の場面で１ボールとなった直後だった。二塁走者・近本の左手が、何度も水平方向に動いていたことをヤクルトの三塁手・村上とベンチが指摘。“伝達疑惑”をかけられた阪神ベンチも応戦した。

　大声で「絶対やってないわ！」と主張した矢野監督はベンチを飛び出して審判団と協議。「それなら動くな！」という高津監督もベンチから出てきて激しい言い合いが行われた。審判団が「紛らわしいことはやめてください」とその場を収めて試合が再開された。

　矢野監督は試合後「近本が動いている、何かサインを送っていると向こうから言ってきたことなんだけど。現役時代からそうやけど、俺は一回も自分自身やったことないし、俺がもしやっているんであれば、どんな責任でも処分でも受けるし。俺は正々堂々戦って、勝てることが本当にうれしい」と真っ向から疑惑を否定した。

　ただ近本の動きが誤解を招いたことについては、今後の改善点にすることを強調。「向こう側からすれば、そういうふうに見えた部分もあったんじゃないかというのは、コーチ陣の間では確認できたので。やっぱりそういうふうに思われること自体、もったいないんで、こっちも改善しないと駄目な部分があったのかもしれない。ズルをして、優勝したとしても俺は喜べない」と潔白を主張した。
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f2514e5bbf1c711449e70d12215131dc5480099