急死したアメドラ『フルハウス』俳優、死因が判明。「頭をぶつけた」には疑問の声も [愛の戦士★]

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女子SPA！　2/15(火) 8:45

　先月、米フロリダ州のホテルで意識不明の状態で発見され、その後死亡が確認されたボブ・サゲット。このたび遺族が声明を発表し、ボブの死因は「頭部外傷」だったことを明らかにした。また、死亡した当時、新型コロナウイルスの陽性反応が出ていたこともわかった。

後頭部を誤って何かに打ち付け、そのまま眠りについた
　米コメディドラマ『フルハウス』で主人公の“ダニーパパ”を熱演し、お茶の間の人気者となったボブ。先月9日（現地時間）、フロリダ州でコメディショーに出演した後、滞在先のホテルで急逝した。

　警察は当初、他殺や薬物使用の可能性はなく、死因は不明と発表。その後、検視が行われ、このたび死因が判明した。

　ボブの遺族は先週、現地の複数メディアに声明を発表。検視結果について、ファンに次のように報告した。

「検視当局から、最終結論についての報告を受け、私たちから直接ファンの皆さんに、そのことをお伝えすべきと考えました」

「当局は、ボブの死因が頭部外傷によるものと断定しました。後頭部を誤って何かに打ち付けたものの、特に気にすることなく、そのまま眠りについたと当局は結論づけています。薬物やアルコールの形跡もありませんでした」

死亡当時、「コロナ陽性」だった
　先日オレンジ郡検視局が発表した報告書によると、死因は「鈍的頭部外傷」であるものの、PCR検査では新型コロナの陽性反応が出ていたことも明らかになった。

　ボブは亡くなる約1週間前、コロナに感染し、体調が一時悪化したことを公表。ただ、コロナは回復から数週間経過しても、PCR検査で陽性反応が出る場合があるといわれている。ボブの死因も、コロナとは直接関係がないものとみられている。

　遺族に続き、オレンジ郡検視局も声明を発表。「人の見ていないところで後ろ向きに倒れ後頭部を打った可能性が最も高く、事故死とみられる」と結論づけた。

　ボブの死因について報じた米メディア『ET』は、医師の見解として、「頭部を何かに打ちつけたときに、脳内出血が起こる可能性がある」と伝えている。この医師によると、血管がもろくなる高齢者は特に脳内出血を起こしやすく、ボブも亡くなった当時65歳でハイリスクだったと指摘している。

「野球のバットで殴られたような外傷」専門家で意見わかれる
　一方、この検視結果を疑問視する声も。一部の専門家は、頭蓋骨や眼窩（がんか）を骨折し、右脳と左脳の両方で出血が起きていたことを考えると、「頭部に相当大きな衝撃が加えられたはず」との見方を示している。ある医師は、「野球のバットで殴られるか、20～30フィート（約6～9メートル）の高さから落下したときと同等の重傷を負っている」と指摘している。

　別の医師も「これは滑って転んだ、ちょっと脳震盪を起こしたという話ではありません。これは深刻な頭部外傷です。サゲットさんのご家族や友人が、実際には何が起こったのかを知ることができるよう願っています」とツイート。その後、本当の死因や他殺の可能性について多数の問い合わせを受けたため、「意図的に加えられた外傷だったという意味ではありません。けれども、たんに食器棚に頭をぶつけたという話ではないということです」とあらためて説明した。

　米ピープル誌で見解を述べた医師2人も、それぞれ異なる見方を示している。救急医療の専門医は、米国内で毎年、数万人が転倒によって脳の外傷を負っており、ボブのケースは決してめずらしいことではないと指摘。その一方で、神経外科の専門医は、「階段から転げ落ちる、もしくは車やバイク、自転車で事故にあったときに匹敵する外傷を負っているように見える」としている。

　ただ2人の医師は、「たとえ頭部に深刻な傷を負っていても、そのまま入眠することはあり得る」という点で、同じ考えを示している。そのうえで、頭部に傷を負ったときは経過にじゅうぶん注意し、必要であれば速やかに医療機関を受診してほしいと注意を呼び掛けている。

＜文／BANG SHOWBIZ、女子SPA！
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/f36e7ddafc18124c0f6e58e9f8927b92e501d0c1&preview=auto
『フルハウス』(エイト・シーズン) コレクターズ・ボックス
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