【フィギュアスケート】ワリエワのドーピング疑惑で一転「マイメロディ」また受難…男女差別で“炎上”したばかり [ぐれ★]

ぐれ ★

※2/19(土) 9:06日刊ゲンダイDIGITAL

　今年はサンリオのキャラクター「マイメロディ（マイメロ）」にとって受難の年かもしれない。マイメロといえば、ハローキティに次ぐ人気で、白いウサギがモチーフ。おばあちゃんが作ってくれた赤いずきんを被っていて、〈すなおで明るい、弟思いの女のコ〉といったキャラだ。世界中の幅広い世代の女性に支持されている。

　この「マイメロ」ファンで知られるのが、フィギュアスケート女子の金メダル候補だったカミラ・ワリエワ（15）だ。自身のインスタグラムには、たびたびファンからもらったマイメログッズをアップ。今回の北京五輪でもリンクに持参し、キスアンドクライで抱えていた姿が印象的だ。しかしながら、ドーピング疑惑で一転してワリエワに批判が相次いだ。

　もし、問題がなかったら、いまごろ18年の平昌五輪の金メダリストだったアリーナ・ザギトワ（19）のように、“日本贔屓”の女の子としてもてはやされていたはずだ。ザギトワもリラックマ好きで知られるが、ワリエワブームによって、マイメログッズが連日取り上げられ、バカ売れしていたかもしれない。

■マイメロママの毒舌が炎上

　もっとも、その「マイメロ」も先月“炎上騒ぎ”を起こしている。サンリオが、マイメロをデザインしたバレンタイン向けの一部商品を発売中止にしたのは記憶に新しい。理由は、パッケージに毒舌を得意としたマイメロママが、「女の敵は、いつだって女なのよ」などと発したセリフを抜きだしてプリントしていたからだ。

　SNSでは、「時代錯誤も甚だしい」「男尊女卑だ」などと批判が相次いで、発売を中止せざるを得なくなった経緯がある。やっと炎上騒動が落ち着き、北京五輪が始まって、ワリエワとともに世界でマイメロが再び注目されるチャンスだっただけに、受難が続いている。

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