【音楽】グラス・アニマルズ「Heat Waves」は、なぜこれほどまでに長い道のりを経て、ついに首位になったのか？ [湛然★]

湛然 ★

Five Burning Questions: Glass Animals’ ‘Heat Waves’ Gets to No. 1 in Its 59th Week on the Hot 100
The unexpected pop-rock smash sets the record for the longest journey to No. 1 on the Hot 100.
03/8/2022
https://www.billboard.com/music/chart-beat/glass-animals-heat-waves-five-burning-questions-1235041038/
https://www.billboard.com/wp-content/uploads/2020/07/Glass-Animals-Cr-Pooneh-Ghana-2020-billboard-1548-1596218341.jpg

●Glass Animals - Heat Waves (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=mRD0-GxqHVo

※DeepL翻訳

今週、ビルボード・ホット100で歴史が刻まれました。イギリスのバンド、グラス・アニマルズがチャート1位を獲得し、エンカントのサウンドトラックの大ヒット曲 "We Don't Talk About Bruno" の5週連続のランクインに終止符を打ったのです。

メジャーなゲストなどのビッグネームが背後にいないベテランオルタナティブバンドのポップロック曲として、2022年としてはいろいろな意味で予想外のNo.1だ。しかし、全く前代未聞なのは、チャートイン59週目での1位獲得で、それまでマライア・キャリーの "All I Want For Christmas Is You" が持っていた35週目の首位獲得最長記録を灼熱のように更新したことだ。

なぜ、これほどまでに長い道のりを経て、ついに首位になったのか？そして、この曲はグラス・アニマルズにとって最初のヒットとなるのだろうか？ビルボードスタッフがこれらの疑問やその他について、以下で議論します。

（※中略）

2. Heat Waves "が前代未聞の長いチャート上昇を経て、ついにHot 100のトップに立った理由はいくつかあると思いますが、どれが最も重要だと思われますか？

ラニア・アニフトス：もちろん、TikTokです。2021年を通して「Sometimes all I think about is you」という歌詞のトレンドがこのプラットフォームを席巻しました。ビルボード在籍中に学んだことがあるとすれば、チャートにおけるTikTokのパワーを決して過小評価してはいけないということでしょう。

Josh Glicksman：複数のラジオフォーマットでの長期滞在が、その壁を乗り越えさせたと言えるでしょう。TikTokのようなバイラルな側面も見逃せませんし、このプラットフォームが過去数年にわたり、チャートの新人を何度も大きく持ち上げたことは周知の通りです。
しかし、ラジオは、その放送期間を見ると、より正当な答えが導き出される。「Heat Waves "は何ヶ月も何ヶ月もローテーションに入り続け、それが長ければ長いほど、a)より多くの局で聴くことができ、b)再びスピーカーから鳴り響くのを聞くまでに運転する必要がなくなるように思えるのです。

Jason Lipshutz: オルトからポップへのクロスオーバー、特にここ数ヶ月のラジオでの存在感は絶大で、さらに競争相手が少なかったということもあります。もし、この2ヶ月の間にいくつかの大きなニューシングルがリリースされていたら、「Heat Waves」は1位を獲得していたでしょうか？
しかし、今Hot100の上位に食い込んでいる曲の少なさが、グラス・アニマルズが昨年秋のトップ10ヒットを超低速成長でチャート上位に食い込ませる道筋を効果的に作っているのです。

アンドリュー・アンターバーガー：バイラリティは、私たちが慣れ親しんできたような即効性のあるものではない、ということだと思います。
TikTokなどのカルチャー・インフルエンサーのプラットフォームからバイラルなブーストを受けた曲は、その数字が以前ほど急速に増えたり減ったりせず、最初の興奮が冷めた後も、他のプラットフォームに広がり、多くのリスナーの生活の一部となることで、数ヶ月にわたって上昇を続けることがある、ということが最近ますます多く見られるようになりました。
Spotifyのデイリーチャートを見てみると、"この曲はまだそんなに人気があるのか? "と思うような曲がいくつもあるはずです。そう、そして、あなたが見ていない間に1位になっているかもしれない。