【映画】「すずめの戸締まり」新海誠監督が原菜乃華を声優に抜てきした理由「1000人いても声分かる」 [アルストロメリア★]

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11日公開の映画「すずめの戸締まり」の新海誠監督（49）が21日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！Smile！」（月～金曜午後1時55分）に、ヒロイン岩戸鈴芽役の声優を務めた原菜乃華（19）とともに生出演した。

番組の最後に2人で登場。映画の反響について問われた新海監督は「まだちょっと怖い。映画をつくって出して、こんなに怖い気持ちでいるのは初めての経験。まだ動悸（どうき）が…」と落ち着かない様子。「（反響は）大量に届くので、半目で見てます」と笑いながら話した。こだわったポイントは「ロードムービーなんで、九州から始まって東に移動していく。今の僕たちの風景なんだということを実感してもらえるように、方言や景色の移り変わり、そこはこだわりました」と説明した。《下に続く》

声優初挑戦の原は「うれしい気持ちだったけど、それ以上に不安だった。もともと新海監督の『君の名は。』が大好きだったので、すごくぜいたく過ぎる時間でした」と笑顔で話した。一番思い出に残っているセリフは、との問いに「お返しします、というセリフです」と明かした。

原は1700人以上のオーディションを突破した。新海監督は「映画の脚本は自分の『子ども』みたいなものですから。1000人いても一目で声は分かるんですよ。『子ども』がいなかったらどうしようと思ったけど、いたので。どんなに不安でも初めてでも、いたんだから大丈夫だと思った」と独特の言い回しで語った。最後に「『君の名は。』を2016年につくってから、お客さまから聞こえてきた言葉を聞きながら『すずめの戸締まり』にたどり着きました。ぜひ見てください」と締めくくった。

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