【カタールW杯】スタジアムＭＣ関野浩之さん、日本代表のメンバーを紹介…ドラフト会議でもおなじみの美声響く [ギズモ★]

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日本－ドイツ戦でスタジアムMCを務めた関野浩之さん

スタジアムＭＣ関野浩之さん、日本代表のメンバーを紹介…ドラフト会議でもおなじみの美声響く
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◆カタールＷ杯　▽１次リーグＥ組　日本―ドイツ（２３日・ハリファ国際スタジアム）

　【ドーハ２３日＝星野浩司】日本代表が１次リーグ初戦に臨むドイツ戦で、スタジアムＭＣを務める関野浩之さん（６０）が日本代表のメンバー紹介を行った。

　「背番号１１～、クボ～タケフサ～！」。試合開始の２０分前、関野さんは威勢の良い声で選手を紹介した。多くの日の丸を掲げたサポーターがスタンドに集まる中、プロ野球のドラフト会議でもおなじみの美声がスタジアムに響きわたった。

　１９９７年から２５年以上にわたり、日本代表の全試合でメンバーを紹介を務めてきた関野さん。海外のＷ杯での行うのは今回が初となる。「ＦＩＦＡと契約書をかわして、（ドーハ行きの）チケットが送られてきたのは数日前だった（笑い）。空港に来た時、盛り上がってるなと思った」と話す。

　１９９７年５月の日韓共催記念試合・韓国戦（１△１、国立）で初めてＭＣを担当した。「ヒデ（中田英寿）のデビュー戦で、カズさん（三浦知良）がＰＫを決めた。北島三郎さんが国歌を歌ったんです」と懐かしむ。

　０２年日韓大会は２会場を担当したが、これまで海外のＷ杯では経験なし。「２６年やって１回もなかったので、ないだろうなと思っていた」。今回のＷ杯ではスタジアムで選手の名前を母国語で呼び上げるため、関野さんに声が掛かった。

　今大会、日本代表の試合は全て担当する予定だ。「サポーターが満員になるので、負けないようにテンション高く、みんなのパワーに負けないように声を出します」と意気込みは十分。「ベスト８に進んで、私がスタジアムＭＣをやらせていただいてる間に新しい景色を見たい」と森保ジャパンの躍進に期待を寄せた。