【サッカー】歴史的ハットトリック達成も連覇ならず…エムバペ〝超集中〟から解放され〝超脱力〟 [マングース★]

マングース ★

【FIFAワールドカップ】
ついに「エムバペ時代」が到来――。
カタールW杯決勝（18日＝日本時間19日）で前回優勝のフランスはアルゼンチンに3―3からのPK戦の末に敗れて、2大会連続のタイトルに届かなかった。
そんな中、エースFWキリアン・エムバペ（23＝パリ・サンジェルマン）が決勝では56年ぶりのハットトリックを記録し通算8得点で得点王（ゴールデンブーツ賞）を獲得するなど、圧巻のパフォーマンスを披露。
スター交代を印象付けた。

エースに笑顔はなかった。2大会連続のファイナル進出。
史上3か国目のW杯連覇を実現するため、開幕以降、ほとんど取材に応じず「大会に集中している」とピッチ外の雑音を封印し、勝利のため、プレーに専念した。
目標にはあと一歩届かなかったものの、大きな存在感を示した。
エムバペ率いるフランスは前半に2失点。

後半も主導権を握れない中、35分にエムバペがPKを決めて追い上げると、36分に再びボレー弾で同点とした。
延長後半3分にはFWリオネル・メッシ（パリ・サンジェルマン）の得点でリードを許したが、13分に再びエムバペがハットトリックとなるPK弾で追い付くなど、全得点に絡んだ。
トロフィーを手にすることはなかったが、その名を世界にとどろかせた。
今大会8ゴールでメッシと争っていた得点王の座を獲得。
この日の後半に決めた2得点は97秒でW杯史上最速記録。
決勝のハットトリックは1966年W杯で元イングランド代表FWジェフ・ハースト氏以来、2人目の快挙となった。
さらにロシアW杯に続き、決勝通算4得点は史上最多など数々の記録を残した。
英「BBC」でコメンテーターを務めている元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は「世界最高の1人がエムバペだ。2分間（97秒）で2ゴール。信じられないよ」とし、同DFリオ・ファーディナント氏もエムバペを称賛し「ボレーはテクニカルだった。
私が見た中で最高のファイナルだ」と語った。
ディディエ・デシャン監督は「あと一歩のとこでの敗戦は残念だ」とし「非常に困難な状況から試合を良くした。
それでも足りなかった」と語っていたが、4年後もエムバぺが「レ・ブルー」をけん引するはずだ。

12/19(月) 11:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/33561878c96fe692ae9e04b73c6f1e9b34cb3d64

ベンチで放心状態のエムバペ（ロイター）
https://i.imgur.com/i6eJFE7.jpg