攻略本の目玉はナンジャモのインナー…『ポケモン』トレーナーの高齢化＆オタク化 [爆笑ゴリラ★]

爆笑ゴリラ ★

2022年12月21日

攻略本の目玉はナンジャモのインナー…『ポケモン』トレーナーの高齢化＆オタク化

いまや子どもだけでなく、大きなお友だちからも愛されている『ポケットモンスター』シリーズ。最新作『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』（ポケモンSV）の公式ガイドブックでは、そんな特定の層を狙い撃ちにするネタが仕込まれていた。

オタクたちのハートをゲット

12月16日に発売された『ポケットモンスターSV 公式ガイドブック完全ストーリー攻略』は、公式による完全版攻略本。編集歴25年を超えるチームが、同ゲームの情報を徹底的に紹介している。

そこでは攻略情報だけでなく、作中登場人物たちの設定資料も掲載。とくに話題を呼んだのが、ナンジャモの“インナー”だ。

ナンジャモは、「ハッコウシティ」のインフルエンサー系ジムリーダー。配信者・ギャル・ボクっ娘などの人気要素が山盛りで、そのビビッドなルックスも相まって熱狂的な人気を博している。

ぶかぶかの衣装から覗くインナーも彼女の魅力だが、攻略本ではその仕組みが丸わかりとなるカットを掲載。

この情報が発覚したことで、Amazonで書籍が一時売り切れとなるほどの大騒ぎに。実際に購入した人からも、《ナンジャモちゃんのインナーかわいいな…》《ナンジャモちゃんやっぱり大きいよね？》《ナンジャモのインナー素晴らしいな…そして思ってたよりでかいぞ！》と興奮の声が上がっている。

オタク一本釣りは過去にも

オトナ心をくすぐる公式ガイドブックの商法は、今に始まったことではない。

たとえば2019年に発売された『ソード・シールド』の公式ガイドブックでも、キャラクター人気に合わせた情報を収録。スポーティな衣装がセクシーだったジムリーダー・サイトウの「がくせいのすがた」が掲載されたことで、大きな話題を呼んだ。

ただ、最初からそうした方針があったとも言えず、どちらかといえばストイックだった時代も。2010年の『ブラック・ホワイト』の公式ガイドブックなどでは、通常のポケモンは持っていない特別な「夢特性」を持つアチャモ・キモリ・ミズゴロウが付属。めずらしい特性持ちがほしいゲーマーや、別の御三家がほしい子どものニーズに応えていた。

シリーズも25年を超え、ポケモントレーナーたちは高齢化の一途を辿っている。攻略本の目玉がオタク向けになったのも、ユーザー層の変化によるものだろうか…。

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