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「インターネット」(村井純著)を読んでみた

1 : 【中国電 64.9 %】 ◆fveg1grntk @\(^o^)/:2014/06/29(日) 09:01:52.07 0.net
そのものズバリのタイトル
著者は日本のインターネットの第一人者
読書界には「岩波新書の一般的な普通名詞のタイトルの本は面白い」と言う法則があるがそれに間違いは無かった

なんと本書が書かれたのは1995年
つまりwindows95が発売され、一般家庭にもインターネットが普及し始めた時期になる
この手のテーマはわずか数ヶ月で情報がアップデートされるので、20年近くも前の本に価値は無さそうに思えるが
インターネットと言うメディアが本質的に持っている「哲学」は今も全く変わっていないことが分かる

本書を読めばなぜインターネットと言うメディアがこれほどまでに爆発的に普及したかが理解できる
既存メディアが持ち合わせていない双方向性、対等性、日常性
パソコン通信とは異なりホストとなるコンピュータを持たない分散性
そしてもっとも重要なのは「いい加減さの哲学」である

完全性を追求せず、「90%の信頼性を複数回繰り返せば必ず辿り着く」と言う哲学である
100%の信頼性を前提にすればいくら良いシステムでも、まともに稼働しないだろう
それならば90%でも、冗長性を持たせることにより、スムーズにシステムを稼働させる方を優先させるべきだ
個々の信頼性の低さとシステム全体の信頼性の高さは両立し得るのだ
インターネットにはPresidentもChairmanもEmperorもKingもいない
ただ、世界中のそれなりに賢い端末が「それなりの」信頼性を持って繋がることで強固で確実で大きなネットワークを作り上げている

この「いい加減さの哲学」はインターネットに限らず私たちが運用していく様々なシステムに応用できるのでは無いだろうか
完全性を前提にしたシステムほど脆いものは無いのである

2 :名無し募集中。。。@\(^o^)/:2014/06/29(日) 09:24:21.05 0.net
DNSのルートサーバがいくつか死ぬだけで大混乱だけどね

3 : 【中国電 64.9 %】 ◆fveg1grntk @\(^o^)/:2014/06/29(日) 09:31:50.23 0.net
部分的にはそういうこともあるかもしれんが
全体として見るとこの規模のシステムにしては
長期間に渡って大きな破綻無く、非常に上手く行っているんじゃないかな

4 :名無し募集中。。。@\(^o^)/:2014/06/29(日) 10:10:00.34 0.net
印税が欲しくてステマしちゃいました
ごめんなさい

5 :名無し募集中。。。@\(^o^)/:2014/06/29(日) 10:37:21.73 0.net
愛理は村井純を知ってるのかな?

6 : 【中国電 64.9 %】 ◆fveg1grntk @\(^o^)/:2014/06/29(日) 10:43:05.33 0.net
http://alfalfalfa.com/archives/6714893.html

タイトル:私はこう理解した
氏名:鈴木 愛理
提出日時:2013-05-29 16:04:22
インターネットとは、人と人とをつなぐ便利なシステムだと理解しました。
そしてそれには、階層構成というものが大きく関わっているということが印象的です。
様々な人が世界中で使用しているインターネットだが、繊細なケーブルで出来上がっているということに驚きました。
インターネットの裏側を知る機会はなかなか無いので、今後は裏の部分のことも意識して使用していったら面白いなあと思いました。

 そして私は友達のプレゼンテーションが一番頭に残っています。
「情報マッチングシステム」について興味をもちました。
私ももっと深くネットについて理解し、正しく楽しく活用して行きたいとおもいます。

7 :名無し募集中。。。@\(^o^)/:2014/06/29(日) 11:33:16.79 i.net
リノチャンノウンチ

8 : 【中国電 64.9 %】 ◆fveg1grntk @\(^o^)/:2014/06/29(日) 14:42:34.20 0.net
なるほど

9 : 【中国電 64.9 %】 ◆fveg1grntk @\(^o^)/:2014/06/29(日) 18:26:29.12 0.net
うむ・・

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