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ハロプロ廻戦
- 1 :名無し募集中。。。:2021/02/20(土) 00:43:45.34 0.net
- 都内某所には、一般人には認識する事の出来ない特殊な帳に覆われた土地が存在する
その中心に拠点を構える呪術師育成機関【ハロ―プロジェクト】では
今日も若き呪術師達が腕を磨いているのであった
「あの高木さんでも戦い続けることは叶わなかった。呪術師は術式と呪力が全てだと思っていたのに……いや、本来はそうあるべきなの。私にはハローのやり方が正しいとは思えません」
モーニング校舎の校庭で小田は生田に胸の内を語った。
- 2 :超ガラ賊王 :2021/02/20(土) 01:00:47.90 O.net
- パンダさん
- 3 :名無し募集中。。。:2021/02/20(土) 01:02:29.01 0.net
- 事の発端は先日入った『高木紗友希が保護対象である一般人を呪殺――即刻ハロ―プロジェクトを除名とする』という
あまりにも急な一報だった。
よく二人で任務に赴いていた小田にはとても信じられる内容ではなかった。
高木は個人主義な面もあったが、呪術師としての志しは高く、常に一般人のために行動する人物であった。
どちらかといえば小田の方が一般人を蔑ろにしがちで、多少の犠牲は止む無しという考えを持っていた。
呪詛師に堕ちるならば自分。
小田は高木とふたりでいて常にそう感じていた。
- 4 :名無し募集中。。。:2021/02/20(土) 01:12:29.76 0.net
- たしかジュンジュンかリンリンがパンダに変身する術式だったはず
- 5 :名無し募集中。。。:2021/02/20(土) 01:24:37.81 0.net
- 続けて
- 6 :名無し募集中。。。:2021/02/20(土) 01:54:28.81 0.net
- 話を聞いていた生田は面倒くさそうに頭をふった。
「小田の気持ちもわからなくはないけど、えりは人を殺したさゆきちゃんを処罰対象とみる。
呪術師は一般人を守るのが仕事だし」
「そんなこと言って、生田さんは手柄をあげて早く等級をあげたいだけでしょ」
「なにそれ。わたし先輩だよ? 謝って」生田が小田に詰め寄った。
流石にこれはまずい、とはたで見ていた譜久村が間に割って入る。
「ふたりともそこまでしなよ。さゆきちゃんは件はもう決定事項だよ。
従いたくないなら小田もさゆきちゃんの側に行くしかない。
でもそうなったらみずき達は容赦しない。あと、えりぽんも後輩にちょっと絡まれたくらいでいちいちキレない」
譜久村はまったく、とぼやきながら校舎へ戻っていった。
- 7 :名無し募集中。。。:2021/02/20(土) 02:16:38.78 0.net
- そんな三者の様子を校舎二階のベランダから見ていた石田が「くだらない」と呟いた。
呪術師はただひたすら任務に邁進する。
一般人のためとか等級がどうとかそういった動機や信念なんていうものは呪術師にとって不純物でしかない。
「わたし達はただ目の前に現れた呪霊を祓ってればいい――それだけでいいのに」
「みんなあゆみんみたいには割り切れないんだよ」
後ろか声を掛けられ振り返ると同期の佐藤が蠅頭を抱えて立っていた。
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