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150年守り続けたツバメの巣『ツバメを大切に』先代の教え守る老舗の醤油蔵【今年は巣が27個!
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d7a63b3f4cc569bc4f05b0ba27498c457a319cc

春から夏にかけて、南国から日本にやってくる渡り鳥といえば “ツバメ”です。

備前市に、150年以上巣作りを見守っている老舗の醤油蔵があります。現在蔵には27もの巣があり、今年も愛らしい姿を見ることができます。

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■ツバメの巣を150年守り続けてきた老舗の醤油蔵
「ぴよぴよ」

ひょっこり顔を出すのは、遠く離れた南国からやってきたツバメです。

鷹取醤油では、1905年の創業前から150年以上にわたり、ツバメの巣作りをそっと見守っています。

（鷹取醤油　鷹取宏尚社長）
「土が乾いてないので。ちょっと色が違うでしょ」

（杉澤キャスター）
「いつぐらいから巣を作り始めたんですか?」

（鷹取醤油・鷹取宏尚社長）
「2週間ぐらい」

27個あるツバメの巣。そのうち2つは、作っている最中です。

■カメラは、親の居ぬ間に卵の姿を捉えた!（ごめんね）
（鷹取醤油　鷹取宏尚社長）
「ここはもう巣立ったけどね。いま子どもが帰ってきてるね。この子ら練習中です。飛ぶ練習、エサを捕る練習」

今年、最初にツバメがやってきたのは3月10日。既に10家族の子どもが巣立っていますが、新たに産まれた卵も。

■“鷹”の名の付く醤油蔵で「ツバメを大切にしなさい」
子どもの頃からツバメを見守ってきたという鷹取社長です。

（鷹取醤油　鷹取宏尚社長）
「夏休みの宿題は、6年間全部ツバメの研究発表してました。ツバメの絵だけ少しずつ上手になっていく。」

父親からは「ツバメを大切するように」と教えられたといいます。

（鷹取醤油　鷹取宏尚社長）
「親父から言われています、大事にしなさいよって。一年のうち半分ぐらい一緒に住んでいますからね。家族とか仲間とか、そんな存在。欠かせない」

“鷹”と名前のつく醤油蔵ですが、ツバメも大切な仲間です。ツバメは、8月中旬頃まで滞在し、約200~300羽が巣立つ予定です。

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